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【Bellator】“決戦”直前インタビュー! RIZIN海外事業担当・柏木信吾氏が語る「堀口恭司vsコールドウェルは『真の世界一』を決める戦いの始まりに──」

6/14(金) 23:33配信

ゴング格闘技

コールドウェルの公開練習後にオッズが動いた

――なるほど。という中で、柏木さんもご覧になったとおり、編集部もインスタライブで見ていたんですけど、前日公開練習でのコールドウェルの動きには驚かされました。堀口選手はいつもどおりの動きを見せながら、コールドウェルは自国で一大デモンストレーションを行った。

「すごかったですよね……。そもそもニューヨーク入りした日曜日にコールドウェルとたまたま廊下ですれ違ったときに、これは全然日本のときと体調が違うな、というのが第一印象でした。日本にいたときのコールドウェルは、調整が厳しかったように思います。計量のときもだいぶしんどそうでしたし。当日は体調を戻していましたが、今回のように自国で、しかも事前に多くのメディアから期待をかけられている状況で迎える堀口戦は、前戦とは全く異なる状態だと思います」

――そして動いてみたら……。

「あの公開練習のキレッキレの動きを見て、うわあ、やべえと。実はあの公開練習でオッズが変わったんです」

――公開練習後にオッズが動いたんですか。

「オッズって最初にオープニングが出るんですけど、そこからクロージングまで時間があります。元々コールドウェルがちょっと優勢なオッズでしたが、公開練習が終わってから動いて、クロージングでは差が開いていました。それでもコールドウェルが-175(1.57倍)、堀口選手が+145(2.45倍)ですから、大差ではないんですけど、その公開練習が影響しているといわれています」

――あの公開練習を見て、コンディションの良さもさることながら、見せ技的な動きが多いなかで、足関節などの動きは少し気になりました。堀口選手はそういった動きはきっちり潰してくるでしょうけど、そのトランジッションのなかで背中を見せることがあれば、コールドウェルは今度は逃したくない。

「やっぱりバックを取れるかどうかは大きなポイントになるでしょうね。その流れのなかでアンクルピック(踵すくい)からそのままバックを取るとか、相手が防御をする先の動きですよね。コールドウェルは左のアンクルピックと見せかけて、実は本命が右でした、でも本当の目的はそこからのバックを取るという、2段階、3段階のコンビネーションになっている」

――アンクルピックからの動きは日本でもやっていましたね。しかも、今回はリングではなくケージです。

「詳しい技術的なことは話せないですけど、これは堀口選手自身が言っていたのと僕は同意で、ケージは立ちやすくなる。確かにケージレスリングで押し込んで、時間をかけてテイクダウンするというのは可能なんですが、逆にその分、金網によっかかって、バックを取らさずに立ち上がるというのは、堀口選手はUFC時代からすごく上手で、ATTに行ってさらに進化している。だからそこに関してはまったく不安要素を見せていないですし、僕もそこは納得するんです。ですから、最初のコンタクトに注目したいです。コールドウェルが最初にテイクダウンに行ったときの結果次第で流れが決まるかもしれない。あっさりテイクダウンできるのか、できないのか。そして、堀口選手が立てるのか、立てないのか」

――なるほど。試合全体のトータルジャッジのRIZINと、基本はラウンドマストになるユニファイドルールでのジャッジが、そういった動きをどう判断するか。

「ニューヨークのコミッショナーのジャッジ基準はユニファイドの基準なので、やはりダメージが評価されます」

――もしテイクダウンされても、互いにノーダメージの場合は、コントロールが評価されることも……。

「そうですね。互いにノーダメージの場合はダメージの評価をされていないので、前に出てテイクダウンし抑え込んでいる、そこは全然評価されると思います。だからコントロールよりも、打撃、ダメージを与えなきゃいけない」

――それはスタンド、そして圧力をかけられた側においても、ということですよね。そして、今回は5Rの王座戦です。

「すごくダリオンも調子が良さそうなので、ペースを飛ばしてくるんじゃないかと思いながらも、元々コールドウェルってスタミナを重視するタイプじゃないので、調子がいいからといって25分やり続けるかといったら、また全然違う。5Rを両者がどんなペースで戦うのかも見どころですね」

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最終更新:6/14(金) 23:33
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