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自己肯定感は低いまま、自意識は高いままでも楽に生きられる!【漫画家 石田拓実】

6/14(金) 17:33配信

webマガジン mi-mollet

「ココロだけ?」「カラダだけ?」どっちなの? と割り切れない恋愛を描いて、大反響の『カカフカカ』。我がこととして、主人公と一緒に悩んで萌えていただける永遠のテーマに、作者・石田拓実先生のインタビューから迫ります。リアルな胸の高鳴りと締め付けを堪能できる恋愛ドラマの先には、現代の大人が抱える自己肯定感の低さ、傷つきやすい自意識の高さをどうすべきか――という深遠な考察へ!


主人公は、自信喪失ぎみの24歳フリーター・寺田亜希(演じるのは森川葵さん)。中学生時代はキラキラと自信にあふれ、承認欲求もそれなりに満たした過去があるものの、現在は就活に失敗したうえに彼氏の浮気で住む場所もなくなり、自己価値は“人生最安値”を更新中。今となっては、そんな学生時代を“自信過剰でイタイ”思い出として抱えつつ、友人に紹介してもらったシェアハウスで暮らすことに。なんと、そこには亜希の元カレかつ初めてのお相手にして、小説家・本行智也(演じるのは中尾暢樹さん)が。ここ2年ほど「たたない」カラダになっているという彼だが、なぜか偶然接触した亜希相手だけには「反応」する。「絶対ヘンなことはしない」という約束のもと、本行から復活の治療法として亜希は「添い寝」を頼まれるのだが……。

承認欲求と自己肯定感のはざまでせめぎあう女心

編集部:主人公・亜希の自信のなさというか、自己肯定感の低さはすごく共感度が高かったです。10代の頃に持っていた根拠のない無敵感と自分は特別だと信じられること、それに比べて、大人になった今の「ただの人」感。思春期にはあったはずの自信はどこへ……。だから、誰かから求められる=承認欲求が満たされる=幸せになれる!と思ってしまうこの無限ループ……。身に覚えがありすぎます!

石田先生:大人になればなるほど、誰かから求められたり、肯定されたり、褒められたりするシーンはどんどん減っていきますよね。義務を怠って責められることはあっても、遂行して褒められることはないですからね。みんな誰かの「特別」にはなりたいものです。

編集部:2人の男性から求められる主人公ですが…かつての恋人・本行からはカラダだけ、同じくシェアハウスの同居人・長谷くんからはココロだけを求められるというこの設定! 震えます(笑)。2人の間で揺れる亜希を見るにつけ、誰かに必要とされている、愛されている、特別であるという実感なしに生きるのは難しいのでは?と思ってしまいます。石田先生は、どう思われますか?

 

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最終更新:6/14(金) 17:33
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