ここから本文です

小児科医ママが「ビタミンDサプリ」の活用を推奨するワケ

6/14(金) 7:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

「ビタミンDサプリメント」の上手な使い方

ビタミンDには、生後1ヵ月から使用できるサプリメントがあります。サプリメントは一滴あたり2μgなので、2滴で4μgになります(一滴で5μgのものもあります)。これは無味無臭のオイルでできているため赤ちゃんでも飲みやすく、大人のキレイに洗った指先に垂らして赤ちゃんに含ませたり、哺乳瓶の乳首に垂らしたりして飲ませます。完全に母乳だけで育てている子の場合は、母乳のビタミンD濃度は100ml中0.06~0.3μg程度であるため、このサプリメントによる補給が必要な場合が多いと考えられます。

先ほど育児用ミルクにはビタミンDが添加されていると説明しました。メーカーによって入れている量に差がありますが、100ml中0.8μg~1.2μgのため、1日に416ml~625ml飲めるようになって初めて1日の必要量である5μgを満たすことができるようになります。それまでは、サプリメントで補充してあげるといいでしょう。

参考までにアメリカでは、1日推奨量が10μgであるため、おおよそ1日に1000ml飲めるようになるまでは、ビタミンDをサプリメントで補給することをすすめています。ミルクのみ、もしくは混合栄養の子の場合も、離乳食が進んでいないとビタミンDが足りない場合があります。一度、かかりつけの医師に相談してみてください。離乳食の進みに関しては、受診する前3日間の離乳食を書き出してから行くと、栄養が足りているかどうかがより具体的にわかります。

手軽に摂取できるビタミンDサプリメントですが、用法用量を守って正しく使うことが大切です。使用にあたり少しでも不安があるのなら、かかりつけの医師などに相談してみるといいでしょう。

 ■まとめ 

ビタミンD不足にならないためのポイントや、医師に相談する際の注意点をまとめました。ぜひ、参考にしてみてください。

(1)適度に日光を浴びる(適度な度合いは、 国立環境研究所・地球環境研究センターのWEBサイト を参考)

(2)妊娠中、特に妊娠後期はビタミンDを意識して摂取する

(3)完全母乳栄養の子はビタミンDが足りなくなることが多いため、医師と相談しサプリメントを使う

(4)混合栄養、ミルクのみの場合も、飲める量や離乳食の進み具合によっては、ビタミンD不足になることがあるため、医師に相談する

(5)離乳食には少量でもビタミンDが摂取できるシラスやシャケを用いたものを与える

(6)離乳食の進み具合を相談する場合は、受診する前3日間の離乳食を書き出しておく

工藤 紀子

3/3ページ

最終更新:7/9(火) 15:45
幻冬舎ゴールドオンライン

記事提供社からのご案内(外部サイト)

富裕層・企業オーナー必読!「知識武装し、行動する」ためのWEBメディア。「資産防衛」に関する最新情報とノウハウを配信!

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事