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Soulution、デュアルモノ構成の最上位ステレオパワーアンプ「711」。650万円

6/14(金) 13:11配信

PHILE WEB

(株)アーク・ジョイアは、スイスのオーディオブランド「Soulution(ソウリューション)」より、最上位に位置する“7 シリーズ”のステレオ・パワーアンプ「711」、および最新シリーズ“3 シリーズ”のプリメインアンプ「330」を6月12日に発売する。価格は711が650万円(税抜/1台)、330が198万円(税抜/1台)。

【画像】スイッチング電源のイメージ

■ステレオ・パワーアンプ「711」

711は、3月に国内発売された「701」に使用された技術を1筐体に集約したというステレオ・パワーアンプ。

左右のチャネル回路をそれぞれ独立させた「デュアル・モノラル構成」を採用し、左右のチャンネル間の相互干渉の抑制を図っている。信号経路内の部品点数を可能な限り少なくすることで、空気感や息遣いなどを実現したとのこと。これにより、「理想を体現させた完成度を誇る」と紹介されている。

アンプ部には専用設計の「ウルトラ・ハイバンド・モジュールアンプ」を特殊なケースに収容、一定の温度にて駆動することで、「驚異的な周波数特性(0-1MHz/-3dB)」「超低歪み(0.001%以下)」を実現したとのこと。従来のNFB回路を用いないこともアピールされている。

各チャンネルの出力段には14個のパワートランジスターを採用し、大型の導電プレートを採用。これにより、最大120Aの電流出力に対応する。また定格出力は300W/4Ω×2となっており、鳴らしづらい密閉型スピーカーであっても、ドライブすることが可能だという。

電源部には、701と同じく600VAスイッチング電源を4基搭載。従来モデル「710」搭載の、2基の1,000VAトロイダルトランスから変更された。同スイッチング電源は総容量1,000,000μFを超えるフィルター・コンデンサ群が採用されており、従来のトランスを使用したリニア電源より、「数段優れた性能を発揮する」という。また内部にも導電性の高い銅製プレートが使用される。

デザインでは筐体も重要なアンプ技法のひとつというコンセプトに基づき設計された「シャーシー・コンストラクション」を採用する。これによって防振や電磁シールドといった機能に加えて、シャーシ全体を放熱に用いることが可能となった。そのため、筐体にはヒートシンクがなく、ネジを見せない機構も組わせることで、美しいデザインを実現したとしている。

そのほか各回路について、過大入力、過電流、加熱などを常時モニターすることで、動作に支障をきたす現象から保護する機構も搭載。製品の長期利用も想定されており、長期間での性能維持に悪影響を及ぼす現象も保護される。外形寸法は480W×280H×535Dmmで、質量は65kg。搭載端子はバランス(XLR)、アンバランス(RCA)。

なお従来モデルの「710」ユーザーを対象に、711同等仕様へのアップグレードが行えるプランも用意。価格は320万円(税抜/1台)で、これには海外往復輸送費、その他の諸費用を含んでいる。

■プリメインアンプ「330」

330は、7シリーズで培った技術により、ボリューム調整/入力切替/増幅回路をそれぞれ専用回路とし、1筐体に収めたモデル。スイッチング電源を4基用いることで1,200VAの供給に対応した電源部を採用し、総容量160,000μF以上のフィルター・コンデンサ群を搭載する。このスイッチング電源により、筐体内に各回路を無駄なく配置、「プリメイン・アンプとは思えない特筆的な瞬発力と制動力のある音楽再生」が実現できたとしている。

ボリュームには、金属箔抵抗ネットワークとリレーを組み合わせた。この回路と並列に音量設定用のPGAアンプを挿入し、ボリューム調整時にこのPGAアンプを使用することで、リレーの不快な動作音を排除し、滑らかな調整が行えるという。調整は89ステップに対応する。

本機を2台用いることで、マルイアンプ駆動に対応する。モノラルアンプ駆動、バイアンプ駆動を行うこともできる。また注文時のオプションにより、MCフォノ・モジュール(330,000円・税抜)、DACモジュール(480,000円・税抜)を搭載することが可能。2つのモジュールは同時に搭載できる。任意の1入力をサラウンド入力に設定し、マルチチャンネル使用時にはメイン出力からボリュームをバイパスした出力にも対応する。

外形寸法は431W×145H×490Dmm(突起部含まず)で、質量は18kg。端子にはスピーカー出力(バナナプラグ・Yラグ両対応)、バランス(XLR/ラインアウト)を搭載する。出力は240W(4Ω)×2。そのほか周波数特性は0 - 800kHzで、歪み率は0.001%以下、SN比は120dB以上、チャンネルセパレーションは110dB以上となる。またゲインは36dBで、ダンピングファクターは5,000以上。消費電力は2,300Wとなっている。

編集部:平山洸太

最終更新:6/14(金) 13:11
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