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「新美の巨人たち」ダリの幻、細密極小絵画の映像を独占放送

6/14(金) 12:00配信

ザテレビジョン

6月15日(土)の「新美の巨人たち」(毎週土曜夜10:00-10:30ほか、テレビ東京系ほか)では、ダリの幻と言われ、2015年に日本で発見された細密極小絵画の映像を独占放送。今回がテレビ初公開となる。

【写真を見る】ダリの幻、細密極小絵画には、妻との絆が凝縮されていた!

同番組では、旅人(アートトラベラー)が作品が展示されている美術館や建築物、ゆかりがある場所などへ足を運び、作品の秘密やアーティストの人生を解き明かす。

今回は、サルバドール・ダリ「テトゥアンの大会戦」を取り上げ、シシド・カフカが作品に秘められた思いに迫る。

多作で知られるシュールレアリスム(超現実主義)の世界的画家、サルバドール・ダリの作品は、 日本に数多く存在し、その数はアジアでナンバーワン。

番組では、テレビ初公開となる貴重なダリの傑作絵画「ロートレアモンのカマキリの人肉食」(1934年頃作)を独占映像取材。研究者の間ではその存在を知られながら、行方不明となっていた幻の名品には、凝縮されたダリと妻・ガラの強い絆があり、その謎が明かされていく。

■ 作品の背景には、妻との絆が

ダリの残した記録をもとに、以前から研究者の間ではこの絵の存在が知られていたが、1970年頃から実物は行方不明となっていた。それが日本で発見されたのは2015年。ダリ研究の第一人者・村松和明さんが執筆のために国内のダリ作品を調べていく中で、個人蔵となっていたこの幻の名品に行き当たった。

発見後も、展覧会に出品されることなく、図版として印刷物でのみ紹介。現物を目にした人は極めて限られている。 今回は村松さんの協力により、テレビカメラによる撮影が初めて実現した。

驚くのはその小ささで、縦6.7cm、横5.2cmという、名刺よりも小さいサイズのパネルに、ダリ独特の精細な描写で、超現実の世界が描かれている。

実はこの作品の背景には、ダリの愛妻・ガラのアドバイスが。ダリのミューズでもあったガラは「あなたの強みとする細密描写で闘っていくべき」とアドバイス。現存するダリ作品の中でも最小規模の油彩というこの作品に、ダリとガラの強い絆が凝縮されている。

■ 岩尾庄一郎プロデューサーコメント

アートが愛と欲とカネでできているケースを実感できます。ダリがなぜあれだけ大量の作品をかき続けられたのかも納得できます。今回、テレビで初めて取材がかなった極小作品と、大作「テトゥアンの大会戦」との関連にも注目してください。

絵自体に凡庸な解釈を拒むような描写がたくさんあります。いろいろ想像しながら番組を楽しんでいただけますと幸いです。

(ザテレビジョン)

最終更新:6/14(金) 12:00
ザテレビジョン

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