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50歳で「貯蓄ゼロ」でも「老後資金2千万」は貯められる! 専門家が徹底解説

6/14(金) 7:31配信

デイリー新潮

「2千万必要」とは限らない

 景気は良くならず、消費増税も延期の可能性が低くなっている。年金への不信感も相変わらず強い。多くの国民が先行きに不安を抱えている。そんなところにわざわざ金融庁の金融審議会が「95歳まで生きるならば夫婦で2千万円の老後資金が必要」と報告書に記載していることがわかったので、政府が説明に追われる大騒動になっているのはご存知の通りだろう。

 果たして老後のためにどれだけ蓄えがあればいいのか? よほど恵まれた人でない限りは、一度は考えたことがあるに違いない。最近では、20代から個人向けの年金を始める人もいるという。

 備えあれば憂いなし。準備は早いに越したことはない――と思いがちだが、経済ジャーナリストの荻原博子さんは、「そうとは限らない」と説く。意外なことに、老後資金の心配をあまり若いうちからする必要はない、50歳からで十分だ、というのだ。

 なぜそうなるのか? ベストセラーとなった荻原さんの著書『払ってはいけない 資産を減らす50の悪習慣』から引用してみよう。

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50歳までにプラス・マイナス・ゼロを目指す

 今は、若い人でも老後不安を抱える人が増えているようです。けれど、若いうちから老後のことなど心配してはいけません。
 なぜなら、長い人生の中では、老後になる前に不安を解消しておかなくてはならないことがたくさんあるからです。まず目の前には、マイホームのローン、子供の教育費、両親の介護その他、山積みの問題があります。
 そして、老後の心配というのは、多くの人にはその先にあるものだからです。
 山登りにたとえるなら、体も鍛えていないうちからいきなりエベレストに登ろうと思っても難しい。まず目前にある山を制覇し、自信をつけて次の山を目指し、最後にエベレストに登るというのが順当な方法でしょう。

 それと同じように、いきなり老後のことを考えるとなかなか目標に到達しません。老後を考える前に、まずは、老後前の50歳までにしっかりと足元を固めておくことが大切です。
 しっかり足元を固めるとは、借金の少ない堅実な家計にしておくことです。

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最終更新:6/17(月) 15:49
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