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味覚・視覚・嗅覚に触覚も? 徹底検証「なぜ、ビールに枝豆は合うのか?」

6/14(金) 6:20配信

週プレNEWS

6月になり、暑さがジワジワやって来た。こんな時期にはビールをゴクゴク飲み干したい。

【画像】おいしい枝豆の作り方

そして、つまみには定番の枝豆......って、ちょ待てよ。なんでビールには枝豆なのか? その真実に迫った!

* * *

■枝豆は味だけでなく、触覚でも楽しむもの!
ゴクゴクゴク......。「ぷはー、うんめえぇ」。やっぱり、この時期はキンキンに冷えたビールが一番。そして、つまみには枝豆――。

夏の風物詩ともいえる「ビールと枝豆」だが、そもそも枝豆って、なんの豆だ? 青果を扱う東京・大田市場に聞いてみると......。

「枝豆は大豆ですが、分類としては野菜ですね」

なんで野菜なんですか?

「それは、農林水産省に聞いてみてください」

農水省に電話すると......。

「大豆を成熟しないうちに食べるのが枝豆です。大豆など乾燥したものは穀物になりますが、枝豆のように熟しきらず、水分が多い段階で収穫して食べるものは野菜に分類されます」

ということで、まずは「枝豆は未成熟な大豆で、野菜」ということがわかった。では、いつ頃からビールとの組み合わせが定番になったのか?

『「病気知らず」の体をつくるビール健康法』(幻冬舎)などの著書があり、ビールに詳しい医学博士で慶和病院院長の大川章裕(あきひろ)氏が説明する。

「1960年代の高度成長期に冷蔵庫が一般家庭に普及しました。また、ビールの価格も手頃になってきたことで冷えたビールを飲むことが一般化したんです。

一方、1960年代末から、過剰生産となった米の代わりに違う作物を作る減反政策が進められました。このときに比較的栽培の簡単な大豆を作る農家が増えて、枝豆がたくさん出回るようになりました。

ご存じのように枝豆の旬は6月から9月頃です。暑いときに冷たいビールと旬の枝豆がたまたまマッチしたんだと思います」

どうやら「ビールに枝豆」は、1960年代後半から始まったようだ。

でも、たまたま旬の時期が合ったからだけでは、ここまで長続きはしないだろう。夏が旬の食べ物は、キュウリやナスだってあるのだ。大川氏が続ける。

「大豆(枝豆)は『畑の肉』といわれるほど栄養価が高いんです。良質なタンパク質が含まれているかどうかを判断するアミノ酸スコアは、大豆が86なのに対して枝豆は92。

ビタミンB1、B2、Cなどのビタミン類も豊富です。ビタミンB1、B2は糖質・脂質の代謝を促すため、疲労回復や夏バテ解消に効果的。ビタミンB1とCはアルコールの分解を促し、肝機能の働きを助けます。

また、カリウムも多いので、取りすぎた塩分や水分を排出してくれる。オルニチンも豊富で、美肌や若返りに効果的な成長ホルモンの分泌を促進し、疲労回復機能を高めます。このオルニチンはシジミなどに多く含まれていることで有名で、肝臓の回復を促す効果があります」

枝豆をおつまみとして食べていると、疲労回復に効果があり、二日酔いになりにくい。

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最終更新:6/14(金) 6:20
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