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坂口健太郎、“父親”吉田鋼太郎とは「一緒に洋服を買いに行きたい」

6/15(土) 17:30配信

ザテレビジョン

オンラインゲームに父親を誘い、自分の正体を隠してコミュニケーションを図ろうとする息子。ある青年が考えた“父との絆を取り戻す計画”が話題を呼び、書籍化、ドラマ化もされた人気ブログを映画化。その「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」(6月21日・金公開)で主演を務める坂口健太郎は、これまでずっとすれ違ってきた父親のことを知りたいと思い、オンラインゲームを使った「光のお父さん計画」を始める青年・アキオを演じた。

【写真を見る】すっかり親子!?な坂口健太郎&吉田鋼太郎

■ とても優しい作品になるだろうなと思いました

――脚本を読んだときの感想を教えてください。

最初にこのお話をいただいたときにゲームの映画だと聞き、僕たち俳優がゲームのキャラクターを演じるのかと思いました(笑)。もちろん脚本を読んだらそうではなく、ゲームの世界と現実の世界が両方描かれるというのは分かったんですが、それがどうリンクするのかを想像するのは難しかったです。

――確かにゲーム世界の登場のさせ方が独特ですね。現実では父と息子の会話はほとんどなく、ゲームの世界では仲間として冒険を繰り広げているけれど、父親はその相手が本当は息子とは知らない、という。

面白いですよね。僕はこの父と息子の関係性がすごくステキだなと思いました。脚本を読んだときにも心がじんわりと温かくなり、とても優しい作品になるだろうなと思いました。

――父親の暁を演じられた吉田鋼太郎さんとは初共演だそうですね。

以前CMでご一緒したことはあったのですが、別撮りだったので、直接お会いすることはなくて。その後にも偶然バーでお会いすることがあって、そのときにごあいさつだけさせていただいたのですが、お芝居を一緒にやらせていただくのは今回が初めてでした。

■ いつも自分とかけ離れたキャラを作ります

――共演されての印象を教えてください。

今回、ほとんど会話のない親子の役だったので、直に言葉を交わしたのは本当に二言三言だったんです。でも、すごくがっつりお芝居をさせていただいた感覚があって。もちろん、セリフだけが芝居じゃないというのはわかっていますが、今回は言葉のないところでたくさんお芝居をさせていただいたんだなぁと。すごく濃密な時間でしたね。

――今回の映画ではオンラインゲームの「ファイナルファンタジーXIV」が題材になっていますが、坂口さんと「ファイナルファンタジー」の出会いは?

保育園ぐらいのときですかね。僕が一番やったのは「Ⅶ」で、それぞれのキャラクターに家族の名前をつけていたんです。そうしたら母親の名前をつけていたエアリスというキャラが途中で死んでしまって、大泣きしたのを覚えています(笑)。

――坂口さんが演じられたアキオは、マイディーという女性のキャラクターを使ってプレーしていますが、もし坂口さんがキャラクターを作るならどういうものにしますか?

僕はいつも自分とかけ離れたものを作ります。この映画のゲーム内に出てくる“きりんちゃん”みたいに小さくてかわいい系のキャラクターで、基本的はいつも男の子ですね。前にやっていたときは、銀のリーゼントにしてました。

――劇中ではきりんちゃんが語尾に“ぴょん”をつけて話すのを、お父さんのゲーム内キャラのインディが真似するシーンが出てきますが、普段なら絶対に言わない言葉を使ったりすることは?

ありますね。僕の場合は“ごわす”かな(笑)。でも、だいたいふざけた会話をしていることが多いですね。

■ 鋼太郎さんと一緒に洋服を買いに行きたい

――この映画の父親は典型的な仕事人間で、家族の前ではムスッと押し黙っているような男性です。当然、息子のアキオとの会話はなく、父子関係としてはあまりうまくいっていないように見えますが、坂口さん自身、お父さんとの関係はどんな感じでしたか?

うちは仲良かったですよ。僕は父親が同世代の親に比べると年齢は少し上ですが、すごく自由な人だったので、わりとフランクに接することができました。なので、アキオと暁のような関係は経験がなく、自分の中の想像をふくらませる感じでキャラクターを作っていきました。

――では、もし吉田鋼太郎さんが本当の父親だったら、一緒に何をしてみたいですか?

僕、誰かと洋服を買いに行くのが苦手で。でも、父親とだけは一緒に行けていたんですよね。だから、鋼太郎さんと一緒に洋服を買いに行きたいです。

――ちなみに、この映画のお父さんのように、誰かに勧められて思わずハマってしまったものはありますか?

これを言うと本当にただの“筋トレ男”になってしまいそうなんですけど(笑)、ジムのトレーナーから勧められた体を鍛えるためのチューブにはハマりました。最近まで地方での仕事が多かったんですけど、チューブならどこにでも持っていけるし、いろんなことができるので。

――確かに完成披露試写会の舞台挨拶でも「今、トレーニングにハマってる」とおっしゃってましたね。週にどれぐらい通われているのでしょうか?

2日休んで、2日やるぐらいですかね。その前は本当に1時間でも空きがあったらジムに行ってたんですけど、トレーナーさんからさすがにそれはやりすぎだと言われて(笑)。今はバランスを取りながらやっている感じです。

――では最後に、オンラインゲームはバーチャルの世界でのコミュニティであり、そういった人間関係がこれからは当たり前になってくると思うのですが、この作品を通じて感じられたことはありますか?

僕は今でも普通のことだと思っています。だって、会議とかもテレビ電話でする時代ですよね。いろんなものが発達して時間を使わなくてよくなったり、距離感も変わってきていると思うので、逆にこれからは何が残っていくんだろうなと思います。(ザテレビジョン・取材・文=馬場英美)

最終更新:6/15(土) 18:33
ザテレビジョン

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