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「来た意味がない」 法政大FW上田綺世、初のA代表で自らに課した“盗むノルマ”

6/15(土) 14:30配信

Football ZONE web

永井や山村以来となる9年半ぶりの“大学生A代表”誕生 上田は”何ができるか”を重要視

 法政大3年生で2021年の鹿島アントラーズ加入が内定しているFW上田綺世は、ブラジルで開催されるコパ・アメリカ(南米選手権)の日本代表に、唯一の大学生として名を連ねた。9年半ぶりの“大学生A代表”の誕生が話題となるなか、上田本人は「実際は大学生が何ができるのかが重要」と大舞台での“結果”にこだわる姿勢を示した。

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 森保一監督はコパ・アメリカにゲスト国として臨むにあたり、代表チームに選手の拘束権がないこともあり、東京五輪世代18人を選出するフレッシュな陣容を組んだ。MF久保建英(FC東京→レアル・マドリード移籍決定)やMF安部裕葵(鹿島アントラーズ)、A代表にも定着しつつあるDF冨安健洋(シント=トロイデン)らが目を引くなか、上田も唯一の大学生としてメンバー入りを果たした。

 “大学生A代表”の誕生は、2010年1月のアジアカップ予選で当時福岡大に在籍していた永井謙佑(FC東京)、流通経済大に在籍していたMF山村和也(川崎フロンターレ)以来、9年半ぶりとなる。もっとも、上田自身は“数字”は気にしない姿勢を強調する。

「今僕が入って、大学生として何ができるのか。何年ぶりとか“時間”がメディアで取り上げられますけど、実際は9年半ぶりに入った大学生が何ができるのかが重要なわけで、仮に通用しなかったとしても、今後の自分のキャリアの中で大事な分岐点にできるかどうかという吸収力が大事。そこは僕の中で重要視している部分です」

「キャリアの中で一番大きなステップアップにつながる遠征にしたい」

 ブラジルから遠く離れたフランスでは、同じ東京五輪世代で挑んだU-22日本代表がトゥーロン国際大会で初の決勝に駒を進め、現地時間15日に優勝を懸けて王国ブラジルと対戦する。同世代の活躍に刺激は受けつつも、「僕はあまり気にしている余裕はない」と胸中を明かす。

「僕はここ(A代表)で何ができるか、何を持って帰れるかが重要。(トゥーロンに)行きたかった気持ちもあるけど、A代表に選ばれている数少ないメンバーに入っている以上、こっちに集中しないといけない。自分には最終的に得点を取るという武器があって、その途中段階にヘディング、背後への抜け出し、スピードとかがあるなかで、何が通用して、何が通用しないのか。どうすれば通用させられるのか盗む必要があるし、盗んで帰らないことには来た意味がない。キャリアの中で一番大きなステップアップにつながる遠征にしたいですね」

 “最終的に得点を取る”のは、上田がストライカーとしてのし上がってきた真骨頂。初のA代表でも、自分の武器で真っ向から勝負する。

Football ZONE web編集部・小田智史 / Tomofumi Oda

最終更新:6/15(土) 14:30
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