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週5日で月収17万円の底辺ホステス「食事は彼氏と1日500円…だけど幸せ」

6/15(土) 15:54配信

週刊SPA!

元ホストのヒモ男を養うことに…食事は二人で500円

 聡子さんは現在、大久保の水商売御用達マンションに住んでいる。家賃は9万円。しかも「ヒモ彼氏と一緒に住んでる」と笑顔で言うのだ。一体、月の収支はどうなっているんだろうか?

「家賃以外に光熱費が月1万5000円に携帯代が二人で2万円ほど。メイク用品は100均で揃えて、ドレスや洋服は必要なときだけメルカリで買ってます。ヘアメイクに関しては自分でしてますが、器用なんで店にはバレてません。食費は2~3万前後かな? 」

 月17万の収入に、働かない男を一人抱えて生活するなんて……。1人で生きていくことすらいっぱいいっぱいな筆者は、考えただけでも目眩がしそうだが、彼女は一貫して「幸せですよ」 と微笑んでいる。

 そんな“ヒモ彼氏”は元ホスト。彼女は水商売と風俗を掛け持ちし、店に通い詰めた。そして、得意の手料理で彼の胃袋を掴み、交際に至った。

「1年ちょい彼指名で通っていました。いきなりアフターでうちに来た時に『飲みすぎて具合が悪いけどお腹が空いた』って言うんです。そこで、ササっと雑炊を作ってあげたんです。それがスゴイ美味しかったらしくて、ちょくちょく遊びに来るようになって、気づいたら住み着いてましたね(笑)」

 こうして、なし崩しに同棲が始まり、彼はいつの間にかホストを辞めて、聡子さんも風俗を卒業した。「外食さえしなければ、1日当たり二人で500円程度しかかかりません」という彼女の手料理は、本当に値段以上のクオリティだ。

 業務用スーパーで小麦粉を買い、たこ焼きやお好み焼きを作るだけではなく、なんと手打ちうどんにピザ、具なしのアメリカンドックまで。筆者もご馳走になったことがあるが、そのひとつひとつが全く貧乏メシ感がなく、レストラン並に美味いのだ。

 胃袋を掴まれた彼の気持ちがよく分かる。だが、働かない彼について周りからツッコまれることも多いという。

「友達は口を揃えて『そんな男やめろ!』って言うんですが、何とも思いません。仕事を掛け持ちして彼に何十万ってお金を使ってた時に比べたら、基本的に1円もお金は入れてくれないけど、今は最高に幸せですよ。大好きな彼といつも一緒にいられるんですもん。働いてないから浮気の心配もありませんしね。もっとも、私の手料理で太っちゃったんで、ホスト復帰は難しいと思いますけど(笑)」

 いずれは結婚してどちらかの田舎に住みたいという彼女。いわゆる“貧困”の低所得だからといって、一概に不幸とはかぎらないのだ。<取材・文/吉沢さりぃ>

― シリーズ・貧乏だけど幸せな人々 ―

【吉沢さりぃ】
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。近著に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)がある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。Twitter:@sally_y0720

日刊SPA!

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最終更新:6/15(土) 15:54
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