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トヨタ新型スープラは世界でヒットの気配 コスパは相当高い

6/16(日) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 トヨタ自動車が17年ぶりに復活させたスポーツカーの新型「スープラ」。5月に行われた発表会では、友山茂樹副社長(GAZOO Racing Companyプレジデント)が、「クルマは五感で感じるもの。何か熱いものが蘇ってくるのを保証します」と太鼓判を押した。その肝心の“乗り味”はどうか。モータージャーナリストの鈴木ケンイチ氏が試乗レポートする。

【写真】GRスープラのリアビュー

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 17年ぶりの復活を遂げたトヨタのフラッグシップスポーツカー、GRスープラ。BMWとの共同開発で、トヨタではGRスープラ、BMWではZ4として販売されます。共同開発とはいえ、RGスープラがクーペで、Z4がオープンカーであり、見える部分の部品は9割が別モノです。生産はオーストリアのマグナ・シュタイヤー社。つまり、GRスープラは輸入車となります。ウインカーレバーも左側です。

◆新型開発でターゲットとなったクルマ

 トヨタとBMWがスポーツカーを新しく共同開発するということで、ターゲットとなったクルマがあります。それはポルシェのケイマン/ボクスターです。こちらもクーペとオープンカーの組み合わせで、ミドルクラスのスポーツカーでは世界最高峰と見なされています。そのライバルに勝つ! という高い目標で、GRスポーツとZ4は開発されました。

 ライバルに勝るため、開発陣は思い切った手を打ちました。それはホイールベースを、これまでの常識を破るような短いものにしたのです。

 幅(トレッド)に対して前後(ホイールベース)が、非常に短い。なんと、トヨタの86よりも10cmもホイールベースが短いのです。それに対して、トレッドは5~9cmもGRスープラの方が幅広くなっています。これだけホイールベースが短いのですから、俊敏性は抜群でしょう。

 ただし、超ショートホイールベースには欠点もあります。あまりにホイールベースが短いと、挙動が不安定になってしまうのです。そこでGRスープラとZ4は、後輪に電子制御のアクティブデフを搭載しました。左右の車輪のロック率を0~100%まで、瞬時に変化させることのできる機構です。

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最終更新:6/16(日) 7:00
NEWS ポストセブン

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