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柳楽優弥「辛い時に支えてくれたのは…」 くじけそうだった10代を振り返る

6/16(日) 17:32配信

ananweb

教師と生徒の関係を描き続けてきた作家・重松清氏の“最も泣ける作品”ともいわれる「泣くな赤鬼」が映画化された。日に焼けた赤い顔と鬼のような熱血指導から“赤鬼先生”と呼ばれていた野球部監督の小渕(堤真一)が、ある日再会したのは、かつての教え子。野球の素質がありながら、堪え性のない性格ゆえに挫折し、高校を中退してしまったゴルゴという愛称の斎藤(柳楽優弥)だった。

「役をいただいていても、初めてその作品を読む時は、なるべく一読者として読むようにするのが僕の最近のテーマなんです。というのも、これが僕の演じる役なんだと思いながら読むと全然面白くないし、最初は純粋に物語を楽しみたいから。

この作品も、まずは役を気にせずに原作を読んだ時、生徒と教師という関係性や人との絆などにすごく感動して、一気に読み切りました。僕も器用に立ち回れるタイプじゃないから、そりゃ拗ねるよね、学校だってやめるよねって、ゴルゴの気持ちに共感できるところがたくさんあったりもして。

青春時代って毎日がキラキラしているイメージがあるけど、そのキラキラの中には、意外と残酷な部分も多くて、大人や周りから正しいことだけで論破されると、逃げたくなることもあるんですよね。

本当に逃げてしまったゴルゴはあまりにも正直すぎると思うけど、でも、それもよくわかるんです」

大人になり、結婚して家庭を築いていたゴルゴだったが、ガンを患い、余命半年を宣告される。死に向かうゴルゴと、野球への情熱が衰えてしまっていた小渕。

止まっていた二人の関係性が動きだし、やり残したことや何か大きな穴を埋め合うように互いに思いを馳せる姿にも、自身が重なるという。


「先生と生徒ではないけれど、師弟関係みたいなものは、僕にもありますよ。蜷川(幸雄)さんや是枝(裕和)さんもそうだし、俳優なら柄本明さんとか。自分の子供を見ていても思うけど、よく、親も子供と一緒に成長するって言うように、先生も生徒も、師匠も弟子も、

お互いに相乗効果で成長しているだろうし、どちらか一方だけが学んでいるわけじゃないと思うんですよね。なんて、僕が是枝さんや柄本さんに言えるわけもないんだけど(笑)」

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最終更新:6/16(日) 17:32
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