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<目撃>食虫植物が両生類を「釜ゆで」に!? 普段から食べていた、研究

6/16(日) 8:20配信

ナショナル ジオグラフィック日本版

サラマンダーだけじゃない?

 論文によれば、スポテッドサラマンダーは水質汚染や生息地の消失に直面しており、今回の研究で明らかになった食虫植物も、サラマンダーの個体数に悪影響を及ぼす可能性があるという。ただし、現在のところ、危機的なレベルまで個体数が減少している形跡はなく、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでも「低危険種」(Least Concern)に分類されている。

 モルドワン氏は今後、「こうした大量の栄養摂取が翌年の生育にプラスに働くかどうか」を調査する予定だ。

 また、食虫植物がほかの脊椎動物を常食しているかどうかも調べたいと考えている。今回の研究ではカエルもヒキガエルも見つからなかったが、調査の時期が不適切だっただけかもしれない。

「今年は試料集めの期間をもっと長く取るつもりです」とモルドワン氏は述べている。

「私たちが現時点で認識しているより、これはおそらくはるかに広範な現象でしょう」

文=SANDRINE CEURSTEMONT/訳=米井香織

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