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もう臭いなんて言わせない。汗、菌、肌、食事で匂い対策

6/16(日) 12:00配信

Tarzan Web

悪臭の原因を突き止めて問題解決へと導くニオイ専門探偵、スメル探偵ホームズ。体臭を発生させる凶悪犯を見つけ出すべく捜査を開始したホームズに続けとばかりに、今回はワトスンが「匂い対策」に迫る![監修/出来尾 格、伴 和佳、池田浩二(共にニベア花王)、山縣義文(ライオン)]

ベタベタ汗はNG。汗腺を鍛えてサラサラ汗に。

ここからは私、ワトスンが解説しよう。こう見えてなにせ医者なんで。エクリン汗の成分の99%は水。その他、ナトリウム、塩素、重炭酸イオン、カリウム、乳酸、尿素、アンモニアなどが含まれている。ぐるぐるとコイル状に丸まった分泌部で汗が作られ、それが汗管を通過して皮膚表面に出ていくとき、汗の中に含まれる塩分をはじめとするさまざまな成分は、カラダに再吸収される。

暑い環境で上昇した体温を下げるには、水さえ蒸発させればいい。カラダに必要なその他の成分は再吸収してリサイクルすればいいのだ。これは、腎臓の糸球体という濾過システムで必要な物質が体内に再吸収されることとよく似ている。

ただし、この再吸収システムが正常に働く条件は、日常的に汗をかく習慣があるということ。汗をかき慣れていない人の場合、システムがうまく働かず、いろいろな成分が汗とともにだだ漏れしてしまう。

すると、どうなるか。濃度の高いベタベタとした汗が皮膚表面に張り付いて、それをエサとする細菌が大繁殖。臭いの元となる物質がじゃんじゃん作られることになる。

よって、いつも涼しい環境下でロッキングチェアに座り、机上で推理ばかりしているホームズのような人間は、体臭が強くなりがち。そう、一日中、エアコンの効いたオフィスでパソコン作業に追われているあなたのような人物だ。

というわけで、体臭を予防する第一歩は、普段から汗をかいて汗腺をせっせと働かせる汗腺トレーニングをすること。浴槽にぬるめの湯を張って長時間浸かる、サウナの中で頑張る、運動をして汗をかく。手段は何でもいいので、とにかく日頃から汗をかく習慣をつけることが有効だ。

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最終更新:6/16(日) 12:00
Tarzan Web

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