ここから本文です

【伝説のランボルギーニ08】V10エンジンを搭載したガヤルドの登場でランボの世界は大きく広がった

6/16(日) 18:30配信

Webモーターマガジン

迫力あるスタイルには息を飲む美しさもある

2003年ジュネーブオートサロンの会場で、ランボルギーニのブースに大きな注目が集まっていた。ムルシエラゴとはまた異なる革新的なV10エンジン搭載モデル、ガヤルドの誕生だった。

【写真】インパネや他の仕様をもっと見る

2003年、ガヤルドの誕生は画期的だった。それは1970年代にウラッコ、シルエット、ジャルパで提案してきたV8エンジン搭載の「日常で使えるスーパーカー」、「ベビー ランボルギーニ」のコンセプトを復活させるものだったが、そこには新鮮な魅力があり、たちまちヒット作となった。

ウラッコやシルエットの当時と違ったのは、スーパーカーブランドらしく、V10エンジンをミッドに縦置きした完全な2シータークーペであることだった。

デザインはリュック・ドンカーヴォルケが率いるランボルギーニ・チェントレ・スティーレ(ランボルギーニ・デザインセンター)によるものだが、そのベースとなったのはジョルジョ・ジウジアーロのアイデアだったと言われる。そこにはランボルギーニに期待される迫力と息を飲むような美しさ、そして軽快さと実用性があった。

エンジンはバンク角90度のアルミ鋳造V型10気筒自然吸気で、5Lの排気量から当初は最高出力500psを発生。トランスミッションは6速MTで、オプションでeギア(セミオートトランスミッション)も設定、4WDを基本としていたのも先進的だった。

ガヤルドはランボルギーニらしく、毎年のように派生モデルやスペシャルモデルを追加、スパイダーや軽量化バージョン、RWDモデル、5.2Lへの排気量アップなど、2014年まで絶えることなく進化を続けていった。

また、ワンメイクレース「スーパートロフェオ」を開催するなど、レース活動も積極的に行い、各国のGT選手権に参戦している。


12気筒モデルにばかり注目が集まっていたランボルギーニがついに到達した新境地。ガヤルドはそれまで提案してきた「ベビー ランボルギーニ」のコンセプトを結実し、ブランド史上最大の成功作となる。いまではその後継車「ウラカン」が、ランボルギーニの大きな柱になるまでに成長している。

ランボルギーニ ガヤルド LP560-4 主要諸元(2008年)

・全長×全幅×全高:4345×1900×1165mm
・ホイールベース:2560mm
・車両重量:1500kg
・エンジン種類:V10DOHC
・排気量:5204cc
・最高出力:560ps/8000rpm
・最大トルク:540Nm/6500rpm
・トランスミッション:6速MT/6速セミAT
・駆動方式:4WD
・タイヤサイズ:前235/35R19・後295/30R19

Webモーターマガジン

最終更新:6/16(日) 18:30
Webモーターマガジン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo!ニュースからのお知らせ