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見過ごし危険の「 異所性脂肪」。たった3日間でも増加します

6/16(日) 19:00配信

Tarzan Web

皮下脂肪、内臓脂肪に次ぐ第3の脂肪などと呼ばれる異所性脂肪。いきなり重大疾患を惹起する可能性があるというから恐ろしい。[取材協力/南勲(東京医科歯科大学医学部附属病院糖尿病・内分泌・代謝内科助教、医学博士)、竹野景海(順天堂大学大学院医学研究科代謝内分泌内科学・スポートロジーセンター助教、医学博士)、寺島正浩(医療法人社団CVIC 心臓画像クリニック飯田橋理事長、医学博士)]

異所性脂肪って、なんだ?

年を重ね、基礎代謝の低下する世代は、非常に残念ながら少しずつ筋量を失っていく世代。筋量が減るから基礎代謝が低下するともいえるが、そのとき体重が変わらなければ、体内では確実に脂肪が増えている。

特に肥満には見えないし、腹が出ていなくても、脂肪は本来つくはずもない臓器にまとわりつく。こいつらをまとめて「異所性脂肪」と呼ぶが、内臓脂肪ともども増え過ぎるとカラダによろしくない事態を惹き起こす厄介者。まったくのゼロにはできないが、限りなく少なく封じ込めたい危険な脂だ。

おとなしい皮下脂肪とおよそ異なり、困ったことに異所性脂肪は、生命活動の要にあたる臓器の周りにまとわりつく。あるいは細胞の中に蓄積する。

こいつらはどこに潜り込み、どんな悪事を働くのか?

骨格筋の中にさえ脂肪は溜まる!

肥満では肝臓に脂肪が溜まる、いわゆる脂肪肝になりやすいことは、昔から知られた事実だ。また、膵臓に蓄積が進むとインスリンを分泌するβ細胞が死滅することが懸念される。

心臓を取り巻く冠動脈の周囲を走る毛細血管脇にも脂肪細胞は存在し、内臓脂肪が増えるような生活を送っていると、気づかないうちに心臓周囲脂肪を溜め込むことになる。これからは内臓脂肪だけでなく、心臓周囲脂肪にも注意した方がいいだろう。

そして、驚くべきは、高脂肪食を摂取し続けると、骨格筋の細胞内に脂肪が目立つようになるという。いわば脂肪筋とでも呼ぶべきものだ。アスリートなら問題ないが、一般人だと大問題!

食事療法や運動療法を取り入れることで対処した方がいいだろう。

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最終更新:6/16(日) 19:00
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