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アンダー25歳の映画監督たち──SSFF & ASIAからの新しい才能

6/16(日) 20:12配信

GQ JAPAN

21年目を迎えるショートフィルムの祭典は、インターネットの普及や女性の地位向上など、時代の変化に合わせてさらなる進化を続ける。

【写真で3人のアンダー25歳監督作品を見る!】

1999年にスタートした「ショートショート フィルムフェスティバル」は、この20年間で当初は予想できなかったほどの成長を遂げた。2004年には米国アカデミー賞公認映画祭となり、同時にアジアからの映像文化の発信を目的とした「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」が加わった。20周年を迎えた2018年からは、グランプリ作品に「ジョージ・ルーカス アワード」という、偉大な映画監督の名を冠した賞が授与される。

今年から、SSFF & ASIAから米国アカデミー賞の短編部門に4作品がノミネートされる。4作品が推薦されるのはアジアの国際短編映画祭として最多だ。

ただし、SSFF & ASIAは単に規模だけを拡大しているわけではない。時代の変化とともに、新たな試みに取り組んでいるのだ。5月29日から6月16日にかけて開催する「SSFF & ASIA 2019」では、オンライン開催、世界の女性フィルムメイカーによるショートフィルムの特集「Ladies for Cinema Project」、そして25歳以下の作家の登竜門たる「U-25プロジェクト supported by日本セーフティー」という3つの新機軸を打ち出した。ここでは「U-25プロジェクト」のノミネート作品を手がけた3人の若手クリエイターと、彼らの作品を紹介したい。

Daiki Nakagawa『FRAGLACE』

中川大己さんの作品『FRAGLACE』は、食用バラの生産者、それを食材として使うシェフ、事業に携わる障害者などを追ったドキュメンタリー。「フィクションは観るのもあまり好きではないので、自分で撮る作品はリアリティを追求していきたいと思っています。誰でも動画が撮れる時代になり、じゃあ撮った後にどうするのかという話になると思います。動画投稿サイトはそれぞれがコミュニティのようになっていて自分の作品の世界観とはちょっと違うと感じるし、映画館で上映というのはハードルが高すぎます。今回、『U-25プロジェクト』はオンライン上映ということで、可能性を感じたし、製作側としてもモチベーションが上がります」

中川大己
動画メディア勤務
1994年生まれ。大学卒業後、農業ベンチャーに就職。2007年よりフード動画メディアに携わる。

「食べることが好きでフード動画メディアのプロデューサーを務めています。将来は仕事をしながら、自分の作品を撮るスタイルを考えています」

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最終更新:6/16(日) 20:12
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