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「X-MEN」シリーズの混沌としたタイムラインを徹底解説

6/16(日) 21:42配信

エスクァイア

『LOGAN/ローガン』、『デッドプール』、『デッドプール2』

 もはや何が起きているのかわかりません。

 これらの映画は、センチネルが台頭していない未来を舞台にしているようです。しかし、実際のところは誰にもわかりません。『LOGAN/ローガン』では、近い将来の年老いたウルヴァリンが描かれており、ディストピア的ではありますが『X-MEN: フューチャー&パスト』ほどではありませんから、なんとも言えないのです。 
 
 『デッドプール』映画の2本は独自路線のように思えますが、なぜか「X-MEN」シリーズの世界やそのタイムライン上に存在しています。忘れないように言っておくと、このシリーズのデッドプールは、1979年にウルヴァリンに殺されたはずです。いずれにしても誰も気にしないし、どうだっていいのかもしれません。 
 
 また『デッドプール』には、コロッサスも再び登場します。『X-MEN2』や『X-MEN: ファイナル ディシジョン』で登場した金属化できる若い白人男性のキャラクターですが、なぜかロシアなまりの英語をしゃべる、常に金属状態の巨大な男になっていました

『X-MEN: アポカリプス』、最新作『X-MEN: ダーク・フェニックス』

 『X-MEN: アポカリプス』は、『X-MEN: フューチャー&パス』での出来事以降の80年代のストーリーを描いています。

 ジェームズ・マカヴォイ率いる若き日の「X-MEN」キャストたちが出演し、世界最初にして最強のミュータントであるアポカリプスとの戦いが描かているわけですが…。この映画で、『X-MEN2』ですでに登場したはずのキャラクターであるナイトクローラーが「初」登場します。 
 
 また、『X-MEN: ファイナル ディシジョン』で初めて登場していたエンジェルについても、他のミュータントに会うのはこの映画が初めてかのように描かれています。このほか、マグニートーはなぜか、アウシュヴィッツの残骸を破壊することになります。 
 
 そして、この後に来るのがまもなく公開されるシリーズ最新作『X-MEN: ダーク・フェニックス』です。最新作は『X-MEN: アポカリプス』以降の90年代を舞台にしています。

 マイケル・ファスベンダーは、本人の年齢相応の見た目で本作に再び登場します。が、シリーズの時間の流れを考えれば、マグニートーは70代前後のはずです。あらゆることが混沌としており、この映画で何が起こるのかはわかりません。

 覚えておきたいこととしては、ジーン・グレイが完全にフェニックスになるところは、『X-MEN: ファイナル ディシジョン』でもすでに描かれたことです。この悲劇が再び「初めて」起こるのでしょうか? あるいは、『X-MEN: ファイナル ディシジョン』で起きたことは、『X-MEN: フューチャー&パスト』で生まれた新たなタイムラインにより上書きされてしまったのでしょうか? 

 率直に言って、もはや誰も気にしていないのかもしれません。いずれにしてもマーベルは今後数年で、すべてをリブートするつもりです。

 シリーズ最新作『X-MEN: ダーク・フェニックス』は、2019年6月21日より日本公開。

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最終更新:6/19(水) 19:25
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