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「ラジエーションハウス」新作ドラマのトップ確定へ! 月9“堅実路線”の是非

6/16(日) 8:10配信

オトナンサー

 春ドラマが最終話放送の時期に入り、その結末にさまざまな声が上がり始めています。

 残りわずかとなったことで明らかになったのは、月9ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」(フジテレビ系)の、新作ドラマ世帯視聴率トップが確実になったこと。

 同作は、窪田正孝さんが演じる放射線技師・五十嵐唯織の活躍を描いた医療ドラマで、6月17日に最終話の放送が予定されています。2桁超の安定した視聴率を記録した上に、SNSなどの評判も上々であり、「月9ドラマが低迷を脱し、完全復活」という記事を手がけるメディアも少なくありません。

 ただ、この1年間、月9ドラマは、刑事「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」、弁護士「SUITS/スーツ」、科捜研「トレース~科捜研の男~」、医療「ラジエーションハウス」と、連ドラ業界では「良く言えば“堅実”、悪く言えば“置きに行った”」と言われるジャンルの作品を放送し続けました。

 堅実路線がちょうど1年になるタイミングで、その是非を掘り下げていきます。

攻撃対象から外れ、打ち切り説が消えた

 フジテレビにとって、2010年代は、世帯視聴率トップから民放4位に転落し、制作姿勢が猛烈なバッシングを浴びるなど受難の時代でした。中でも、最大のターゲットとなって攻撃を受け続けてきたのが月9。新作が放送されるたびに「最低視聴率を更新」という記事が続出し、SNSに批判的な声があふれるなど、メディアと個人の攻撃対象となり、何度となく“打ち切り説”が飛び交いました。

 しかし、この1年間に放送された4作は、すべて全話平均2桁視聴率を記録。クオリティーの高低や堅実路線の是非はさておき、一定の数字を継続したことで攻撃対象から外れ、打ち切り説が消えました。

 これは、低迷したイメージを払拭(ふっしょく)したいフジテレビにとって大きな一歩。元々、テレビは、視聴者やスポンサーからの攻撃を受けやすいビジネスモデルだけに、低迷期は「できるだけ攻撃されないようにする」ことが復活への足がかりになるものです。

 また、前述したように、医療や刑事などの堅実なジャンルを扱いながらも、「キャスティングのフレッシュさで差別化しよう」というのが月9の戦略。「ラジエーションハウス」には窪田正孝さん、本田翼さん、広瀬アリスさん、「トレース」には新木優子さん、「SUITS/スーツ」には中島裕翔さん、新木優子さん、磯村勇斗さん、今田美桜さん、「絶対零度」には本田翼さんら若手俳優を起用し、「月9は現在でも若い人に向けたドラマ枠」という体裁を守っています。

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最終更新:6/16(日) 13:51
オトナンサー

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