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女性へのパンプス強制、職場にある理不尽なマナーを見直すきっかけに

6/16(日) 8:31配信

HARBOR BUSINESS Online

 女性に対する、職場でのパンプスやヒール着用の義務付けに異議を唱え発足した署名運動「#KuToo」が、社会的に盛り上がりを見せている。葬儀社でアルバイトをする石川優実さんがツイッターで呟いたことから始まり、「#KuToo」のハッシュタグと共に主にネット上で反響を呼んだ。最近では根本匠厚生労働相が、パンプスの義務付けを容認するような見解を示したことも大きな話題となり、運動は過熱している。

「これまでずっとそうだったから」というだけで残るマナー

 女性がパンプスやヒールを履くことを実質的に強制されるようになるのは、就職活動時が最初であろう。よくある就職活動のマニュアル本には、「マナー」として、相応しいリクルートスーツや鞄、髪型やメイクなどと合わせて、パンプスを履くように、と示されている。私が数年間勤務していた大手日系企業でも、男女ともに理想的なマナーを示したポスターが、社内に貼られていた。

 女性であれば、スカートは短すぎないか、ストッキングを着用しているか、派手な色のネイルをしていないか、長い髪の毛は結んでいるか、など。男性であれば、汚れのないワイシャツを着用しているか、髪の毛は長すぎないか、髭はしっかりと剃っているか、などが挙げられていた。クールビズの期間以外はネクタイも着用しなければならない。

 数多くの社員が集まり共に仕事をする以上、互いに最低限の清潔感を求めることは理解できるが、それ以上のことを「マナー」という名目で要求することにどのような意味合いがあるのかは理解しづらい。

 飲食店でもなく、特別な顧客対応があるわけでもないのに、女性社員が長い髪を結ばなければならないのはなぜなのか。男性がワイシャツを着用するのは良く、ポロシャツを着用してはいけないのはなぜなのか。

「マナー」という言葉は、あまりにも漠然としており、中には「これまでずっとそうだったから」「それが当たり前だったから」という理由で大した理由もなく残っているものも少なくないと感じる。

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最終更新:6/16(日) 13:01
HARBOR BUSINESS Online

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