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レアル移籍の舞台裏 揺るがぬ“久保のこだわり”をFC東京社長が告白「約束事でした」

6/16(日) 6:01配信

Football ZONE web

18歳の誕生日までの契約であったことを打ち明けた大金社長 移籍金は「発生していません」

 FC東京は15日、J1リーグ第15節でヴィッセル神戸と対戦し、0-1で敗れた。試合後、FC東京の社長を務める大金直樹氏が取材に応じ、日本代表MF久保建英のレアル・マドリード移籍の舞台裏について言及。契約前から久保が一貫していた“こだわり”について明かした。

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 ここまで14試合を消化し、10勝3分1敗で首位を快走していたFC東京だったが、14日に久保のレアル移籍が正式決定し、前節の大分トリニータ戦(3-1)を最後に、クラブを退団することになった。今季13試合出場で4ゴールを記録し、チーム屈指のチャンスメーカーとして不可欠な存在となっていただけに、クラブにとってシーズン半ばでの放出は大きな痛手となった。

 試合は序盤からFC東京が果敢な攻め込みを見せるも、アタッキングサードでのアイデアが乏しく、スコアを動かすことができない。すると、0-0で迎えた後半4分、左サイドのペナルティーエリア手前でボールを受けた元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタに鮮烈ミドル弾を叩き込まれ、失点してしまう。その後も試合の主導権を握るものの、肝心のゴールが遠く、無失点に終わり、久保の不在を痛感させる結果となった。

 試合後、久保の退団に関して、大金社長が取材に対応。「彼が中学2年生で来たときから、18歳の誕生日までというのが約束事でした。当時はアマチュアでしたが、プロ契約を結んでも、そこ(誕生日)までというのが、彼のこだわりでした」と、契約が18歳の誕生日を迎える6月4日までであった舞台裏を明かした。

「『残って一緒に戦ってほしい』という思いも伝えていました」

 現在は首位を走り、クラブ初のリーグ制覇も目指せる立場にもあったため、「複数年という思いもありました。『残って一緒に戦ってほしい』という思いも伝えていました」と振り返りつつ、「FC東京以外のクラブでも、そこの条件はセットだったんじゃないかと思っています」と指摘。18歳で欧州復帰するという、久保の信念は揺るがないものであったことを主張した。

 契約上の関係から「移籍金は発生していません」と明かした一方、「これまでも日本人でレアルに行くというのは難しいことだったと思いますし、そのようなビッグクラブに行かせてあげられたというのはとても嬉しいことだと思います」と、主力放出に複雑な思いを覗かせたなかでも、次なるステップに踏み出した久保の大いなる挑戦を前向きに捉えていた。

Football ZONE web編集部・城福達也 / Tatsuya Jofuku

最終更新:6/16(日) 10:51
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