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「中古車はイヤ、中古マンションはOK」と考える人の非合理さ

6/16(日) 15:51配信

週刊SPA!

 腕時計もクルマも好きな斉藤由貴生です。私は、現代のおかしな消費を変えるために実践を重ねながら、いろいろ研究してきました。私は30代のいわゆるバブルを全く知らない世代です。所有欲の薄い世代とは言われますが、私の場合は、むしろ価値あるものは我慢せず所有したいと考えています。そんな私の価値観を、不定期ですが披露したいと思います。

第22回 マンションは中古で買うのが当たり前の風潮

 今回も、中古品の不思議と魅力についてお話しします。

 漠然と「中古」は嫌だって思っている人でも、家については中古に抵抗がないことが多いようです。清潔かどうかを気にするのであれば、家こそ新築が良さそうですが、そこを妥協できる人が多いから不思議です。賃貸でも分譲でも、前に誰か他人が住んでいた家に住んでいますよね。

 特に中古車に対して「事故車じゃないの?」と言う人だって、誰かが住んでいた物件に住んでいます。中古車の場合は「修復歴」という評価基準があるので「事故車である」という前提に納得して買うことになります。事故車かどうかの評価基準がしっかりしている中古車はなんとなく避けて、前にどんな人が住んでいたかわからないところに住むのはなぜでしょう。それは、当たり前のように多くの人が中古物件に住んでいるからです。つまり、当たり前とは、考えなくてもいい「勝手な常識」です。

 とはいえ、住宅は人生で最も高い買い物なので、きちんと考えて買うことが多いでしょう。すなわち、家は「考えて」ちゃんと買っているのです。そして、家については多くの人が売る時のことまで考えて購入します。都心にマンションを買う人の多くが、買う時に「将来的には売れる」と思って“価値のある物件”を買うでしょう。つまり、月々10万円を家賃として払っている状態から、ローンで月10万円以下の金額を払って後々は売れるから買っても得だという判断をしているのです。

 家を買う時はたっぷりと時間をかけていろんな物件を見て回り、場所やら設備やらの条件をきちんと考えます。で、得であれば中古物件だって検討の視野に入ってきますよね。そもそも、家を買う前に住んでいた賃貸マンションは新築のほうが少ないのですから、中古にそこまでの抵抗はないはずです。実際に中古を買わない人でもマンションを買う場合は、中古を含め検討するはずです。

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最終更新:7/5(金) 16:02
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