ここから本文です

中村勘九郎×綾瀬はるか「いだてん」夫婦対談 金栗四三に惚れました――文藝春秋特選記事【全文公開】

6/16(日) 11:00配信 有料

文春オンライン

中村勘九郎×綾瀬はるか「いだてん」夫婦対談 金栗四三に惚れました――文藝春秋特選記事【全文公開】

中村 僕はずっと大河ドラマのファンだったんです。最初に見たのは中井貴一さんが主演を務められた『武田信玄』(1988年)ですね。父(十八代目中村勘三郎)が今川義元役で、弟(二代目中村七之助)が信玄の嫡男・義信の幼少時代の役で出演していました。

 今回、宮藤官九郎さんが大河ドラマの脚本を書かれるという話は聞いていて、絶対に出たいと思っていたんです。そうしたら事務所の社長が楽屋にやって来て「オファーが来た」と言うから、本当に嬉しかった。「やった!  それで、どんな役?」って聞いたら、主役の一人だったのでぶっ倒れそうになりました。「大河ドラマの主役が僕なんかで大丈夫?」と不安になりましたね。

綾瀬 私もそうでした。『八重の桜』(2013年)で大河の主演を務めましたが、お話をいただいたときは「主演はできない!」って。

中村 分かります。もちろん、とてもありがたいお話なので、覚悟を決めてお受けしました。記者会見までは家族にも一切秘密にしとかなければいけなかったので大変でしたね。妻だけには伝えていましたけど。

綾瀬 私、両親に喋っちゃいました(笑)。「さすがに主役はできないと思うんだけど、お母さんとお父さんはどう思う?」って。

中村 綾瀬さんらしいというか。今回初めて共演させていただきましたけど、「大河主演」という点では綾瀬さんのほうが先輩になるんですよね。昨年の4月にお会いした時に、「常に熊本弁で喋っておいたほうがいいですよ」というアドバイスをいただいて、ずっと心がけています。意外と居酒屋とかで、熊本出身の方から「うまいっすね」と声をかけられたりして、嬉しいですね。

綾瀬 勘九郎さんの熊本弁が現地の方のように馴染んでいたので、撮影の度に「私も頑張らないと!」と奮起させられました。こうして再び大河作品にかかわることが出来て、私もとても嬉しいです。 本文:7,557文字 写真:5枚

続きをお読みいただくには、記事の購入が必要です。

すでに購入済みの方はログインしてください。

  • 税込216

サービスの概要を必ずお読みいただき、同意の上ご購入ください。 購入後に記事が表示されない場合はページを再度読み込んでください。 購入した記事は購読一覧で確認できます。

中村 勘九郎,綾瀬はるか/文藝春秋 2019年7月号

最終更新:8/25(日) 21:57
文春オンライン

おすすめの有料記事

もっと見る