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ばね指やヘバーデン結節…。更年期世代に多い「手指の不調」6症状を詳しく解説!

6/17(月) 12:12配信

OurAge

更年期世代になってから手指に不調が出てきた…。そんな悩みを持つ人は多い。そこで、更年期世代に多い手指のトラブル6つについて、1つずつ解説する。

1.手根管(しゅこんかん)症候群
おもに親指から薬指にかけてしびれがある。しびれは中指から始まることが多く、親指の肉球の部分の筋肉が痩せることも。悪化すると箸が使いにくい、財布からお金を出しにくいなど、物がつかみにくくなる症状が出てQOLが低下する。治療法としては、装具による手首の安静や注射、手術などがある。

2.ばね指
イラストで示した部分にある、指を曲げる腱(屈筋腱)の動きが悪くなり、指に痛みやひっかかりなどの症状が出る。第2関節の痛みや、伸ばしづらさが出ることも。超音波検査で腱の太さや腱鞘(けんしょう)の腫れ具合を診断し、注射などの治療を行う。注射で症状が改善しない場合や、第2関節の伸ばしづらさがひどい場合、腱鞘切開や腱部分切除などの手術を行う。

3.ヘバーデン結節
指の第1関節が腫れたり曲がったりしてくる。原因は不明だが、加齢に伴う関節の変形である(結節とはふくらみというような意味)。変形は自然に治らないものの、痛みは時間とともにやわらぐことが多いよう。治療はテーピングや、痛みがひどい場合は注射をする。痛みが取れなかったり見た目が気になる場合は、関節を固定する手術を行うことも。

4.ブシャール結節
指の第2関節が腫れたり曲がったりしてくる。ヘバーデン結節と同じく原因は不明だが、ヘバーデン結節との大きな違いは関節リウマチの可能性があること。関節リウマチは基本的に第1関節には起きないが、第2関節にはよく起きるため、初期だと区別がつかない。第2関節が痛む場合は、関節リウマチの可能性も考慮して診察を受けて。

5.母指CM関節症
親指の付け根の関節=CM関節が腫れたり、痛んだりする。物をつまむ、瓶のふたを開けるなどの動作で痛みが出る。この関節はよく動き、指先の10倍以上の力が加わる箇所のため痛みやすく、使いすぎや加齢によって軟骨がすり減ったり関節がずれたりする。治療は装具治療を基本として、注射やリハビリを行う。それでも改善しない場合は手術になることも。

6.ドケルバン病
親指を開く腱に起こる腱鞘炎。手首の親指側が腫れ、痛みが出る。パソコン作業や美容師など親指をよく使う人に多く、最近ではスマホの使いすぎでなる人も。超音波検査で腱の太さや腱鞘の腫れ具合を診断し、注射などの治療を行う。注射で症状が改善しない場合は腱鞘切開の手術を行うが、ばね指に比べ、手術治療が必要になるケースは多くない。

イラスト/内藤しなこ 構成・原文/上田恵子

最終更新:6/17(月) 14:16
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