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学習効果だけじゃない、私が「張り紙」で子どもと交流を続ける理由|育児ハック

6/17(月) 11:11配信

ライフハッカー[日本版]

義理の母が、6歳の娘に算数と英語のワークブックを買ってくれたのですが、あまり興味を示しませんでした。

【画像】学習効果だけじゃない、私が「張り紙」で子どもと交流を続ける理由|育児ハック

そこで私は、ある実験を思いつきました。

ページを1枚破って、アイランドキッチンの側面に貼ることにしたのです。一日に何度も通る場所なので、目に入らないはずがありません。娘の反応やいかに?

まずは様子を観察してみた

その夜、さっそく娘は貼られた紙に気がつきました。するとどうでしょう。何も促していないのに、自らペンを持ってきて床に座ると、問題に取り組みはじめたのです。私は「よくやったね!」などと言わず、観察することに。

その代わり、翌日学校に行っている間に、新しいページを貼っておきました。娘はこれにも自発的に取り組みました。こうして私は、毎日新しいページを貼るようになりました。

情報交換する壁にしてみた

そうこうするうちに、こう考えるようになりました。

「娘に見てもらいたいものは、何でもここに貼ったらいいのではないのか」と。そこで私は、そこを「気づきの壁」と名付けました。お互いにメモを残したり、質問をしたり、楽しかったことを共有したり、今後の計画を立てたりする、プレッシャーとは無縁の場所です。

今では、裏紙と和紙のテープを使って、思いついたことを何でも貼っています。

たとえば、「覚えてみたい料理はなに?」「詩を書いてみよう」「何して遊びたい?」など。

娘は、答えたい質問にだけ答えたいタイミングで答えます。お互いにラブレターを貼ったり、謝りの手紙を貼ったこともありました。

「子どもの読む力を高める」という研究結果

この「気づきの壁」、娘が自発的に文章を読むので、学習面でも効果があるようです。「Raising Kids Who Read」の著書があるバージニア大学心理学部のDaniel T. Willingham教授は、読むことに実用的な意味があるときほど、子どもは読む力をつけやすいと主張しています。

気づきの壁は、まさにそれといえるでしょう。

子どもとのコミュニケーションに

でも、この「気づきの壁」の最大のポイントはそこではありません。そこは何より、私と娘をつなぐ手段の1つなのです。私は毎日この壁を見るのが楽しみですし、きっと娘も同じだと思います。お互い対等の立場で、何でも書けるこの場所、ずっと続くといいな。

もし気づきの壁を作るなら、1つだけルールを決めておきましょう。それは、お互い壁のことについては直接話さないこと。壁の名前すら不要かもしれません。

ただそこにあって、静かに考えや希望、好奇心を巡らせる場所。家の中に、そんな場所があったらいいと思いませんか?

そうそう。先日娘が書いていたおならのポエム。一生の宝物にするつもりです。

Image: Michelle Woo/Lifehacker US

Michelle Woo - Lifehacker US[原文]

訳:堀込泰三

最終更新:6/17(月) 11:11
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