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日本人がひそかに抱える「口臭問題」口臭がキツいのはオジサンよりもアラフォー女性ですって!

6/17(月) 12:12配信

Suits-woman.jp

6月4日から10日は「歯と口の健康習慣」です。ほとんどの人は毎日歯みがきをしていると思いますが、実はそれでも「先進各国の中でも日本人はオーラルケア意識が高くない」と警鐘を鳴らすのは、今回ご紹介する「ブレス・ハザードプロジェクト」を立ち上げた歯科医の若林健史氏。中でも深刻なのが口臭で、特に堅実女子世代の口臭が深刻な状態となっているそうです!

アメリカでデンタルフロスをしないことは死に値する!

「ブレス・ハザードプロジェクト」は、人々を悩ませる口臭と、その原因となる口腔内の疾患リスクのケアと正しい知識の啓もうを目指すプロジェクトです。まず同プロジェクトが行なった調査によると、自分の口臭が気になった経験がある人は全体の90.6%。ほとんどの人が口臭を他人事とは考えていないことが分かります。

では、実際に口臭を防ぐためにどのようなケアを行なっているのでしょうか?同調査による結果は左の通りとなりました。

半数以上が行なっているのは「朝の歯磨き」と「夜の歯磨き」のみ。それ以上のケアを行なっている人は極端に少ないことが分かります。つまり多くの日本人は、口臭を歯磨きだけでケアできるものと思い込んでいる人が多いのです。

ちなみに「デンタルフロスの活用」をしている日本人は、わずか12.2%ですが、アメリカでは「floss or die」という言葉があるほどデンタルフロスが重要視されているそう。フロスをやるか、それとも死ぬか。これはつまり、フロスをやらない人は自殺行為に等しいというアメリカの価値観が表れています。この意識と比較すると「日本人はオーラルケア意識が高くない」と言われてしまうのも、仕方がないことかもしれません。

歯磨きで重要なのは回数よりも質!まずは正しい歯磨きを

そこで同プロジェクトでは日本人の口臭のさらなる実態を調査するため、首都圏在住の214名男女を対象に口臭の具体的な数値を調査。「ブレスチェッカー」という口臭測定器によって測定し、さらに普段のオーラルケアの実態についても調べています。

「ブレスチェッカー」では測定値50以下だと「ほとんどニオイを感じない」ですが、50以上は「かすかなニオイを感じる」、60以上は「何らかのニオイを感じる」、80以上は「比較的ニオイを感じ、時には特有のニオイを感じる」、100以上は「強いニオイを感じる、症状がある者の寝起きのレベル」となっています。今回は50を基準値として、それ以上となった割合を算出。結果は左の通りとなりました。

全体で基準値50以上は13.1%。そして驚くべきことに男女比を比較すると、男性8.3%に対して女性は17.9%。女性で基準値をオーバーしている人は男性の倍近くいるのです。つまり率直に言って、口臭レベルが高いのは男性より女性。

なぜ、男性よりも女性は口臭レベルが高くなってしまうのでしょうか?この原因について歯科医の若林健史氏は「口腔内の疾患や汚れが原因で発症する『病的口臭』の原因となる歯周病が、男性より女性のほうがリスクが高い」と明言。女性ホルモンの分泌量の変化が口腔内の血液循環やプラーク内の細菌に影響を与えることが原因となっており、特に思春期と妊娠・出産期、そして更年期の3つのタイミングで高まりやすいそうです。

ちなみに同調査ではブレスチェッカーの測定値について、歯磨きの回数との関連性も調査。その結果「歯磨き回数2回以下」は基準値以上の人が12.0%に対し、「3回以上」は基準値以上の人がなんと14.2%に。つまり回数を磨いているのに、口臭レベルが高い人が多いことが判明しました。これについては「おそらく回数を磨いている人ほどその安心感で、1回の歯磨きできちんと磨くことを意識できていない可能性があります」と若林氏。虫歯の原因となる細菌の繁殖は24時間後だそうで、極端に言えば24時間以内に1度でもしっかり磨くことができれば、虫歯は防げるそう。つまり重要なのは回数ではなく、磨き方のクオリティーなのです。

どんなに美しく装っても、口臭があるのは大変よろしくないもの。まずはしっかり磨けているかを意識するべく、一度歯科医での受診で指導を受けるのもおすすめです。口がクサイと思われるのを阻止すべく日々の口腔ケア、頑張りましょう!


【男女200人を測定「口臭レベルの実態」調査】口臭測定器を用いて、対象者の口臭レベルを実態調査。“口臭そのもの”の実態と、日々のケア状況、生活習慣との相関性を明らかに。 調査主体:ブレス・ハザードプロジェクト 集計方法:会場調査 調査期間:2019年5月10日(金)、12日(日) 調査対象:首都圏在住の男女20~69歳 214名

最終更新:6/17(月) 12:12
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