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知ってるようで知らない、ストレッチが必要な5つの理由

6/17(月) 12:01配信

Tarzan Web

カラダの硬さは、多くのデメリットをもたらす。姿勢が悪くなり老けて見えるし、筋トレやスポーツ時に肉離れなどのケガをしやすい。転倒しやすく、疲れやすいといったコンディション全般にも関わる。僕たちのカラダにストレッチが必要な、5つの理由。

1. 使わない筋肉は誰でも硬くなる

若い人ほど筋肉が柔らかく、歳とともに筋肉は硬くなると信じている人は多い。でも筋肉は加齢で硬くなるわけではない。使わないでほったらかしにするから硬くなるのだ。

筋肉は、筋線維という細長い細胞を無数に束ねたもの。筋線維には、アクチンとミオシンが交互に重なるサルコメアというユニットが一列に連なる筋原線維が詰まっている。運動神経から信号が伝わるとアクチンがミオシンの間に滑り込み、サルコメアが一斉に短くなり、筋肉は収縮。信号が消えるとアクチンは元に戻る。筋肉を使わないとサルコメアが減り、筋原線維が短くなるため、動ける範囲が狭まって筋肉は硬くなるのだ。

またデスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けると、特定の筋肉に負担が集中してサルコメアがフリーズ。やはり硬くなる。筋肉が硬いと血液循環が悪くなるし、姿勢も崩れる。カラダの動きが乱れて運動時のケガや日常での転倒を招きやすいので×。

2. 柔らかくなるメカニズムが筋肉にはある

硬い筋肉を柔らかくするのが、ストレッチ。では、どうやって筋肉は柔らかくなるのか。

筋肉は伸縮自在のゴムのようなものだと思われがちだが、それは誤解。実際は縮むだけで伸びはしない。

「筋肉はゴムではなくロープのようなもの。ストレッチを続けると筋肉が伸びやすくなるのは、ロープを足したようにサルコメアの数が追加されて、筋原線維が長くなるためです」(中野ジェームズ修一さん)

筋肉の両端は骨に付くので長さは変わらないが、筋原線維が長くなると柔軟性が上がり、関節可動域も広がる。個人差もあるけれど、ストレッチを3か月以上続けると変化が実感できる。短期的には筋肉を包む筋膜の影響もある。ストレッチを1セットではなく2~3セット行うと、後半ほど柔軟性が上がる。そんな短期間にサルコメアが増えるわけがない。伸ばし続けると筋膜の抵抗性が下がり、筋肉は伸びやすくなるのだ。

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最終更新:6/17(月) 12:01
Tarzan Web

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