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高杉真宙、吉岡里帆主演映画『見えない目撃者』出演へ 「“想像しながら演じること”を大切に」

6/17(月) 7:02配信

リアルサウンド

 吉岡里帆主演映画『見えない目撃者』に、高杉真宙が出演することが決定した。

 本作は、2011年に韓国で230万人動員の大ヒットとなった韓国映画『ブラインド』を、日本ならではのリアリティや社会性を大胆に付与しながら、「猟奇殺人」「女子高生誘拐」「身近な恐怖」など表現の限界まで挑み、リメイクしたもの。

【写真】吉岡里帆とともに何かを見つめる高杉真宙

 警察学校卒業式の夜、自らの過失で弟を事故死させてしまった浜中なつめは、そのときの事故が原因で失明し、警察官を諦めた。そして彼女は、弟の死を乗り越えることができずに3年経った今も失意の中にいた。そんなある日、なつめは車の接触事故に遭遇する。その事故現場で車中から聞こえた、助けを求める少女の声から誘拐事件の可能性があると訴えるなつめ。視覚以外の感覚から感じ取った“目撃”情報を警察に提示するも、警察は目の見えないなつめを“目撃者”足り得ないと考え、捜査を打ち切ってしまう。それでも、少女を救いたいと考えるなつめは、事故現場で車に接触したスケボー少年を探し出す。やがて、女子高生失踪が関連づけられていき、連続誘拐事件が明らかになっていく。なつめの「人を救いたい」というひたむきな思いに感化されていく非行少年と、定年間際の刑事。そして、事件の闇へと切り込んでいくなつめは、弟の死とも向き合うことになる。

 2015年には、オリジナル版の監督アン・サンフン自身がメガホンを取り、中国版も製作され、日本でも『見えない目撃者』として2016年に公開された。原作を大胆に脚色した日本版の監督を務めるのは、『リトル・フォレスト』『重力ピエロ』の森淳一。『るろうに剣心』シリーズの藤井清美と共に脚本も手がけた。

 2016年の『ハッピーウエディング』以来の映画単独主演を務める吉岡は、事故で最愛の弟を亡くし、さらに視力を失い、警察官への道までも絶たれた主人公・浜中なつめを演じる。

 今回、新たなキャストとして高杉の出演が決定した。『カルテット!』で映画初主演を務めた後、『散歩する侵略者』で毎日映画コンクールで新人賞を受賞、今年も『十二人の死にたい子どもたち』など3本の作品が公開された高杉が本作で演じるのは、視力を失った主人公なつめと共に事件に立ち向かう“もう1人の目撃者”であるスケボー少年の国崎春馬。初めは捜査に非協力的な態度を示していた彼だが、なつめの「人を救いたい」という熱意に感化され、彼女の“もう一つの目”となり事件に立ち向かっていく。

 あわせて公開されたティザービジュアルでは、「事件を目撃した。ただ“真実”は見えていなかった」というコピーとともに、猟奇的な事件に立ち向かう高校生の“強さと覚悟”が体現されている。

■コメント一覧
●高杉真宙
今回は「スリラー」という、これまであまり経験したことのないジャンルに挑みました。この作品の中には得体の知れない緊張感がずっとあって、追い詰められている雰囲気を感じ取り、自分の中で“想像しながら演じること”を大切にしながら演技していかないとと必死でした。
今作で初めてご一緒させて頂くことになった森監督とは、撮影初日からたくさんの時間を共有し、僕が演じるスケボー少年の国崎春馬という高校生を擦り合わせていきました。スケボーも、クランクイン前から何度も特訓しました。
吉岡さんは、役柄上ではサポートする役だったのですが、撮影時に「やりにくいところある?」と聞いていただくなど、助けていただきっぱなしでして本当に有り難かったです。
そのおかげで、追い込むところは追い込んで狂気的なカッコよさを纏う春馬に仕上がったかと思います。完成する映画が今から待ち遠しいです。

●吉岡里帆
高杉さん演じる国崎春馬は、事件の犯人を肉眼で見た可能性のある目撃者の1人です。
一見繋がる事の無かった、一人の青年と盲目の元警察官が皮肉にも事件を通して心を通わせていきます。
一緒に演じていく中で、物語が進むほどに亡くなったなつめの実の弟と春馬がリンクしていくように感じ、守りたい存在として大きくなっていきました。
私自身、なつめとしてどんなに苦しくても、純粋で真っ直ぐな春馬の姿勢に勇気付けられ、闘い抜く力をいただいたように思います。
今作はサスペンススリラーとして、犯人を想像しながら演じていく事、犯罪に巻き込まれていく様のアクション、特殊技能など、技術的にも難しい要素が詰まっていましたが、高杉さんの真面目さや表現の細やかさには驚かされました。見てくださる皆様にはぜひそこにも注目していただきたいです!

●森淳一監督
(高杉くん演じる)春馬には、「一見、何を考えているのかわからない若者」というイメージを抱いていました。他人に関心がないばかりか、自分の将来にさえ興味がない。実際の高杉くんは人当たりもよく好青年でしたが、カメラを通すと憂いのある目がピッタリでした。撮影中は自分の演技に悩む姿も見られましたが、演出的な注文を100%理解しようとする姿勢は、とても好感が持て心強くもありました。少年と大人の間を行き来しているような男性を、見事に演じてくれたと思います。

リアルサウンド編集部

最終更新:6/17(月) 7:02
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