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MF中山雄太が日本代表デビューへ 中田浩二や今野泰幸から受け継ぐ「万能型の系譜」

6/17(月) 23:01配信

Football ZONE web

「完全アウェー」のコパ・アメリカで苦戦覚悟も…「チャレンジする立場」を強調

 中盤のボランチを主戦場に、最終ラインのセンターバックやサイドバック、さらには3バックの一角にも対応するなど、幅広いポジションでプレー可能なユーティリティー性は現在の日本代表で群を抜く。17日のコパ・アメリカ(南米選手権)グループリーグ初戦のチリ戦でA代表デビューが注目されるのが、22歳のMF中山雄太(PECズヴォレ)だ。

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 柏レイソル下部組織出身の中山は、2013年に16歳ながらトップチームに2種登録されると、2015年にトップチームへ正式に昇格。プロ2年目の2016年から主力に定着して26試合(2得点)に出場すると、2017年は30試合(1得点)とフル稼働し、Jリーグのベストヤングプレーヤー賞も受賞した。

 2019年1月からオランダ1部PECズヴォレに完全移籍し、シーズン途中加入ながらリーグ戦4試合に出場。短期間ながらも海外リーグを経験した中山は逞しさを増しており、コパ・アメリカ(南米選手権)に向けて「過去にないぐらい完全アウェー」と苦戦を覚悟しながらも、「自分たちのプレーをしっかり出せる準備をしたい」と気を引き締める。

 チリ代表の中盤にはバルセロナで活躍するMFアルトゥーロ・ビダルらタレントが揃うが、「個人の戦いはそれほど意識しすぎてはいけない」と口にする中山。「ビッグクラブでやっている選手に対して、チャレンジする立場なのでしっかり行きたい」と意気込んだ。

柴崎と2ボランチで代表デビューか 「隣で吸収し、自分の意見も伝え…」

 兼ねてからボランチで勝負したいと語る中山は、チリ戦でボランチとして先発が濃厚となっており、MF柴崎岳(ヘタフェ)と2ボランチを形成すると見られる。「岳くんはA代表の常連で長くやっている。いろんなところを隣で吸収し、なおかつ自分の意見もしっかり伝えながらやっていきたい」と意欲を覗かせた。

 これまでの日本代表には、鹿島アントラーズやマルセイユなどで活躍したMF中田浩二氏、ガンバ大阪MF今野泰幸など屈指のマルチロールが存在し、いずれの選手も代表監督の信頼を勝ち取り、複数のポジションをこなしてチームに貢献した。中山も偉大な先人たちに比肩するユーティリティー性を備えており、「万能型の系譜」に名を連ねようとしている。

 左足から放つ長短のパス、機を見た攻撃参加、攻守のバランス感覚などセールスポイントは多い。2020年東京五輪世代の中軸を担う男が、いよいよ日本代表として第一歩を刻もうとしている。

Football ZONE web編集部・大木 勇 / Isamu Oki

最終更新:6/17(月) 23:01
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