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「日本は勝負弱いと言われ…」 20歳DF冨安健洋、世界的“一般論”への見解と課題は?

6/17(月) 22:20配信

Football ZONE web

3バックシステムが濃厚のなか、リベロ起用にも自信「経験がゼロではない」

 森保一監督率いる日本代表は、現地時間17日にコパ・アメリカ(南米選手権)のグループリーグ初戦(エスタディオ・ド・モルンビー/現地20時・日本時間18日8時)でFIFAランキング16位のチリ代表と対戦する。南米を代表する強豪の対戦となるが、20歳のDF冨安健洋(シント=トロイデン)は「勝ち切る部分は見習わないといけない」と語った。

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 代表チームに選手の拘束権がない今回、森保監督は東京五輪世代を18人選出するフレッシュな陣容を組んだ。直前のキリンチャレンジカップからの継続招集、そして数少ないA代表の主力である冨安は、コパ・アメリカでもディフェンスリーダーの1人して期待される。

 チリには名門マンチェスター・ユナイテッドでプレーするFWアレクシス・サンチェス、メキシコリーグで2年連続二桁ゴールを挙げているエドゥアルド・バルガス(ティグレス)など強力なアタッカーを擁する。当然、試合前にはチームでスカウティングが行われるが、冨安は以前と現在で、自身の試合へのアプローチが微妙に変化していると明かす。

「前までは(自分で)かなり映像を見てやっていたけど、あまり映像を見すぎるのも良くないなと思いました。タイミングとかに関わってくるとはいえ、今は試合直前に映像を用意してもらっているので、そこで(頭に)入れてやっています」

 森保監督は3バックの明言こそ避けたが、3-4-2-1システムを採用するとなれば、冨安がリベロに入る可能性は高い。それでも「経験がゼロではない」と自信を見せ、「自分がやるべきことをしっかりやって後ろから声を出していきたい」と意気込む。

「もし内容が悪くても、勝ち切る部分は見習わないといけない」

 チリの中盤の要であるMFアルトゥーロ・ビダル(バルセロナ)は“潰し屋”として知られ、激しいチャージやタックルなど南米特有の狡猾さが際立つ。ウルグアイ、エクアドルと日本にとっては厳しい相手が続くが、冨安自身、南米勢と比べると今の日本はまだまだ改善点があると考えているようだ。

「日本は勝負弱いと言われているし、僕自身もそういうのも感じます。良いサッカーをしても負けるのが多いなかで、もし内容が悪くても、勝ち切る部分は見習わないといけない。そこを目指すうえでプレーの判断は変えていく必要はあると思います」

 昨年10月のA代表デビュー後、瞬く間に主力の座に上り詰めた冨安。これまで出場12試合のうち、日本での親善試合が5試合、UAEでのアジアカップが7試合で、アジア以外での国際大会はコパ・アメリカが初となる。ここまで描いてきた成長曲線を、南米の地でさらに上昇させられるか。20歳の俊英への期待は一層高まる。

Football ZONE web編集部・小田智史 / Tomofumi Oda

最終更新:6/17(月) 22:20
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