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東京五輪で注目! 宮崎県出身10歳のプロスケーター、スカイ・ブラウン

6/18(火) 19:35配信

クーリエ・ジャポン

3歳から始めたスケボーの魅力は「ハッピーになれる!」

スカイ・ブラウンという少女には、天真爛漫という表現がぴったりくる。

来月11歳になる彼女は、2020年の東京五輪の正式種目に採用されたスケートボードに、英国代表として出場する可能性があるプロスケーターだ。

日本人の母と英国人の父との間に生まれた彼女は、宮崎県の出身。日本代表として東京五輪に出場する可能性もあったが、重圧を感じず、より気楽にやれる環境を提示してくれた英国の代表入りを決めたと、「BBCスポーツ」とのインタビューで明かした。
2016年には「Vans USオープン・プロシリーズ」に史上最年少の8歳で出場し、ナイキとも契約。一躍時の人になったとはいえ、3歳から始めたスケートボードは彼女にとって楽しい遊びでしかない。

「試合でも楽しくやりたい。誰と競い合っているとか、ほかのことはわからない」と、「BBCスポーツ」に語ったスカイだが、父親のスチューさんは「娘にスケートボードをやってもらいたくはなかったですね。まだ小さな娘がいたら、甘やかして育てたいじゃないですか。でも、娘が続けた唯一の遊びが、これ(スケートボード)だったのです」と、父親としての複雑な心境を米国のウェブメディア「ウーマン・イン・ザ・ワールド」に語っている。

試合では大人顔負けのトリックを次々に決めても、話し方や身振り手振りは、いたいけな少女のそれでしかない。スケートボードが好きな理由を聞かれても、「ハッピーになれて、自由になれるから。それに何でもできる気がするから!」と、無邪気な笑顔を見せる。

もし英国代表として来年の五輪に出場することになれば、13歳と43日でアムステルダム五輪(1928年開催)の競泳女子200m平泳ぎに出場したマージェリー・ヒントンの記録を更新し、英国史上最年少で夏季五輪に出場する選手となる。

また、冬季五輪を含めても、11歳と73日でレークプラシッド五輪(1932年開催)のフィギュアスケートに出場したセシリア・カレッジに次いで、英国史上2番目の若さで五輪出場を果たす。

「夢は、旅をし続けて、スケートボードとサーフィンを続けて、子供のままでい続けること」と話す彼女だが、幼くして得た影響力を、困っている同年代の子供たちのために役立てている。

スケートボードブランドのオールモスト、そしてチャリティパートナーとのコラボレーション企画として、スカイがデザインしたボードを販売し、収益の一部が貧困地域の子供たちへの支援に使われる活動に協力しているのだ。

スケートボードが五輪競技に採用された理由の一つは、五輪への関心が薄いミレニアル世代の心を掴むためと言われている。すでに国際大会で優勝という実力に加えて、人を惹きつける天真爛漫なキャラクターを持つこの少女は、東京五輪をきっかけに次世代アイコンへの道を突き進むようになるかもしれない。

COURRiER Japon

最終更新:6/19(水) 20:19
クーリエ・ジャポン

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