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パ・リーグ6球団、五番打者事情は?

6/18(火) 11:02配信

週刊ベースボールONLINE

クリーンアップの一角で四番の後ろに座り、打線の中でも重要な役割を担う五番打者。パ・リーグ6球団の現状は果たして――。(記録は6月17日現在)。

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埼玉西武ライオンズ

 1対1の同点で迎えた4回裏、一死二塁の場面だった。6月16日、ヤクルト戦(メットライフ)。四番の山川穂高が三振に倒れた後、打席に入った森友哉は高橋奎二が投じた内角低め149キロの直球をフルスイング。打球は右中間を破る勝ち越し2点適時二塁打となった。「松本(航)の援護になればうれしい」と捕手としてリードする新人右腕を思いやったが、その後も打線は爆発して10得点。見事に松本は2勝目を手にした。今季もチーム防御率はリーグ最低と苦しむ西武だが強力打線は健在。その中で存在感を発揮しているのが森だ。打率.344で首位打者を走り、さらに得点圏打率.407もリーグ1位。抜群の勝負強さを誇る五番が“本塁打王”山川の後に控えているのは、相手にとって大きな脅威となっている。

北海道日本ハムファイターズ

 台湾球界の至宝がその真価を発揮し始めている。今シーズンからファイターズに加わった王柏融。2016、17年には2年連続で打率4割超えを果たした男は開幕直後こそ苦しんだが、試合を重ねるたびに日本野球に順応。三番・近藤健介、四番・中田翔とともにクリーンアップの一角を担い、存在感を発揮している。一時は2割5分前後だった打率も3割に乗せ、交流戦でもここ一番の勝負強さを見せている。3本塁打と長打力はやや物足りないが、3割を超える高い得点圏打率で五番の役割を果たしている。3年ぶりVの使者となれるか。背番号99がその天才的な打撃でチームをさらなる上昇気流に乗せる。

東北楽天ゴールデンイーグルス

 開幕当初はウィーラーがその座にいたが、やはり五番の位置が似合うのは銀次だ。キャプテンに就任した今季、並々ならぬ決意を持ってシーズンに臨んでいる。ここまでの安打数66はチーム3位の数字。好調打線の中核で力を発揮している。また、6月9日の中日戦(ナゴヤドーム)では、プロ14年目にして通算1000安打をマークした。楽天の生え抜き選手としては初の快挙。この際、「本当に感謝している」と名指ししたのは、星野仙一元監督だった。亡き闘将の教えを胸に、これからもヒットメーカーとしてチームを支える。

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最終更新:6/20(木) 21:09
週刊ベースボールONLINE

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