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更年期になってから足がつりやすいかも?そもそも「足がつる」ってどういうこと?

6/18(火) 12:09配信

OurAge

「久しぶりにジョギングしたら、足がつった~」、「明け方に突然ふくらはぎがつって、痛くて目が覚めた」、「冷えると足の指がつりやすい」、「ふくらはぎだけではなく、足の裏や甲がつることも」などという更年期女性の声。そして「更年期に入ってから足がつりやすくなったかも?」と感じている人は多いかもしれない。特に、仕事で疲れていたり、睡眠不足のときは要注意だ。

“足のつり”とは、筋肉が“有痛性痙攣(けいれん)”を起こしている状態のこと。筋肉に連続的な収縮が起こる、痛みの発作のようなものなのだそう。産婦人科専門医・婦人科スポーツ医の高尾美穂さんに、そのメカニズムをうかがった。

「痙攣というのは収縮→弛緩を繰り返す仕組みがあり、本来は痛みがありません。しかし、有痛性痙攣は筋肉に誤作動が起きて収縮のみを繰り返し、弛緩ができない状態。そのため痛みが生じてしまうのです」

そもそも筋肉には、血管や膀胱(ぼうこう)、子宮などの壁に見られる平滑筋と、骨格を動かす骨格筋がある。平滑筋は自律神経のコントロール下にあるため、自分の意思で血管の拡張や収縮をさせることはできない。一方の骨格筋は自分の意思で自由に動かすことができる筋肉だ。

「ところが私たちの意思とは無関係に、ふくらはぎや足の指、甲などの骨格筋が、突発的な誤作動を引き起こすことがあるのです。すると、ひたすら収縮し続け、自分の意思ではコントロールがきかない状態に。それが“足のつり”です」

いったんつってしまうと猛烈に痛い足のつり。まさに突発的に起こり、しかも自力で戻すのがむずかしいこともあるほど。それが骨格筋の誤作動で起こり、自分ではコントロールできないというのだから恐ろしい。40代以降の女性に起こりやすいというのも注目したい。その具体的な原因や対処法について、次回から詳しく解説する。

イラスト/かくたりかこ 取材・原文/大石久恵

最終更新:6/18(火) 12:09
OurAge

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