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リヨン、英雄ジュニーニョがSDに。時代が変われば頑固な会長も変わる

6/18(火) 21:02配信

footballista

リヨンの7連覇を支えたレジェンドが帰還

 2001-02シーズンの初優勝からリーグ・アン7連覇という黄金時代を築いたリヨン。7年連続優勝は、フランスで最多優勝回数を誇るサンテティエンヌやマルセイユでも成し遂げたことのない、同国において前人未到の快挙だった。

 そして、その立役者となったのが、崇高な右足キックをふるったブラジル人MFジュニーニョ・ペルナンブカーノだ。「世界最高のフリーキッカー」と言われたFKの名手で、リヨン時代にマークした100得点のうち44点が直接FKから、という驚きの数字を残している。

 リヨンの黄金期は、優勝初年度に入団したジュニーニョとともにあったといっても過言ではなく、親しみやすく、知的さも備えた名MFは、2009年のラストマッチでは涙で見送られ、いまだにリヨンのサポーターたちにとって不動のレジェンドだ。

 その彼が、10年の時を経てスポーツ・ダイレクターとして復帰にすることになり、リヨンは大いに湧いている。

 オラス会長がいかにジュニーニョを信頼しているかを象徴するのは、通常は自分自身が取り仕切る後任監督の人選をジュニーニョに委ねたことだ。アシスタント時代を含めて10年間チームを指導してきたブルーノ・ジェネジオ監督が続行しないことは、シーズンが終了する前から決定していたが、ジュニーニョは、その時からすでに後任選びに取り掛かっていたという。

 そうして彼が選んだ来季の新監督が、同胞のブラジル人、シウビーニョだった。「誰だっけ?」という人も多いと思うが、アーセナルやバルセロナ、マンチェスター・シティーでプレーしていた左サイドバック、と聞けば、「ああ、あの!」と思い出すことだろう。

 2011年に現役引退後は指導者に転向し、故郷のブラジルでアシスタント業からスタート。近年は、インテル・ミラノでロベルト・マンチーニ、ブラジル代表ではチッチ監督のもとでアシスタントを務めていたが、まだ正監督としてチームを率いた経歴はない。

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最終更新:6/18(火) 21:02
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