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【ホンダF1活動第2期の10年 その2】ウィリアムズ・ホンダFW09(1983-1984)で飛躍へのきっかけを掴む

6/18(火) 18:30配信

Webモーターマガジン

ホンダF1活動第2期で初優勝したマシン

F1復帰初年度の1983年の最終戦にデビューしたウィリアムズ・ホンダFW09。強豪ウィリアムズチームは、すでにスピリットで復帰していたホンダエンジンのポテンシャルを高く評価していた。

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そして、ホンダは早くも強豪ウィリアムズにエンジンを供給することになる。F1活動第1期での活躍、第2期参戦前の欧州F2での快進撃によって、世界にホンダの名前は知れ渡っていたのだった。

1983年のイギリスGPでデビューしたスピリット・ホンダは、初戦をわずか5周でリタイアした後も成績がなかなか上がらなかった。スピリットのポテンシャルに限界を感じたホンダは、同年1983年最終戦南アフリカGPですでに強豪であったウィリアムズにもエンジンを供給、いきなりケケ・ロズベルグが5位入賞を果たすことになった。

開発に苦しんでいたホンダにとって堅実な手法で台頭していたウィリアムズは絶好のパートナーであり、ウィリアムズにとっては「ターボ新時代」に向けて強力なエンジンパートナーを必要としていた。

ホンダがスピリットのポテンシャルに疑問を抱き、ウィリアムズがホンダパワーに可能性を感じる中での、運命的な出会いだった。この1983年最終戦南アフリカGPでの一戦をきっかけに、1984年、ホンダはスピットを見限ってウィリアムズとコンビを組むことになる。

こうして幕を開けた1984年、ケケ・ロズベルグは第1戦ブラジルGPで2位入賞を果たすと、レースごとに着実に熟成を深め、第9戦ダラスGPでロズベルグがついに優勝を飾るのだった。これは1983年のF1復帰以来17戦目での「第2期初優勝」であった。

結局1984年はこの1勝だけにとどまったが、ケケ・ロズベルグとジャック・ラフィッーがドライブし、それぞれドライバーズランキングで8位と14位、コンストラクターズランキングでウィリアムズ・ホンダは6位を獲得した。(写真:金子 博)

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最終更新:6/18(火) 18:30
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