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クリニックの人件費…パート医師の給料はどれくらいなのか?

6/18(火) 14:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

今回は、クリニックで雇用するパート医師や常勤スタッフ、非常勤スタッフの給料の目安等を見ていきます。※本連載は、中内眼科クリニック院長・中内一揚氏の著書である『つぶれないクリニック』(兵田印刷工芸 出版部)より一部を抜粋し、開業医をめざす医師に向けて実践的な経営方法や体験談を紹介します。

お釣りや両替のために、現金はどの程度用意すべきか

レジの中にはお釣りが必要です。では、お釣りはいくらくらい用意しておけばいいのでしょうか。

開院当初は、レジの中の合計が3万円になるようにしていました。しかし、日が経つに連れてそれでは足りなくなって、今は5万円で廻しています。もっと経営規模が大きな医院ではさらに多くのお釣りが必要でしょう。用意の一例ですが、3万円分のお札(千円20枚、五千円2枚)、約2万円分の小銭(500円×20枚、100円×50枚、10円×100枚、5円×50枚、1円×50枚)。半端な分は、千円札や100円玉などで補充します。とにかく、朝に5万円でスタートして、レジを締めるときに、総額がいくらになったかで、その日の売り上げが分かるという寸法です。

千円札、5千円札はしょっちゅう足りなくなるので、毎週両替に行きます。すぐに出入金ができる医院の近くにある銀行がマストでしょう。レジ以外にも予備で5万円分くらいは千円札を用意しておきましょう。小銭は棒金といって、銀行では50枚を一本にラッピングしたものを扱っています。以前は大手の銀行では500枚くらいまで無料で応じてくれたのですが、最近は1日50枚までと制限があって不便です(銀行によって異なるのでご確認を)。

入金は、日々の窓口収入を銀行に入金するだけの簡単な仕事に見えますが、結構奥が深いです。

もし1円まで小銭を入れることのできるATMがあって、ほぼ毎日入れに行けて、両替はすべて窓口で用意してもらうというのであれば、それほど煩雑ではありません。しかし、銀行で両替するのにも手数料がかかる時代になってしまいましたので、ある程度の小銭やお札は自前で用意するしかありません。

入金の方法ですが、銀行の通帳が売上金の記録(税務署に見せる帳簿)となりますので、記録を残すため、その日ごとに細かく伝票を書いて入金します。銀行窓口には嫌がられますが、午前、午後に分けてもいいです。売り上げの合計金額さえ合っていれば、総額で入金することに問題はありません。例えば、一日3万円の収入があったとして、1週間で6日働いて18万円の入金をするときに、伝票は6枚必要だけれども、1万円で18枚でも、1000円で180枚でも構わないのです。自前で両替を作るということは、できるだけ、万札に替えた状態で入金するということです。

私のところでは毎日の売り上げを金庫に保管して、数日に一回銀行に入れに行くのですが、この作業は家人以外にはなかなか頼みにくいと思います。私は家内に一任していますが、他の医院の売上げを受付さんとおぼしき人が入れに来ていたが、3人で行動していたのを目撃したと。要するに、一人に任せてしまうと、どこで背任が起こるか分からないので、数人で監視する必要があるのだということです。頼まれる方も嫌ですよね。

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最終更新:6/18(火) 14:00
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