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在ベトナムの邦人起業家、差別発言で大炎上。現地日本人社会も困惑

6/18(火) 8:33配信

HARBOR BUSINESS Online

かつては良かった東南アジアでの「日本人の評判」だが……

 タイの首都バンコクでタクシーに乗ると、ときどき運転手から「日本人か」と訊かれる。年配の運転手にかつて日系企業の運転手をしていたという人がよくいて、たとえば「優しくていい人だった。中村さんって言うんだが、知っているか」と言われる。

⇒【画像】ベトナム最大のwebニュース「kenh14」でも取り上げられた

 よく日本人は「海外に行ったら、ひとりひとりが日本代表」と言うが、タイのタクシー運転手の言葉がその答えである気がする。彼らにとっては「日本人」は一括り、みんな「同じ日本人」だと思うわけだ。そう考えれば、確かに我々日本人は「日本」そして「日本人」が持つ本来の魅力を損なわないように振る舞うべきだろう。

 近年は海外が身近になり、その分、世界中で日本人の評判を押し下げるどうしようもない同胞が増えた。東南アジアを2019年だけで見ても、タイで振り込め詐欺の集団が捕まり、カンボジアでは若者2人による強盗殺人まで起きている。

 そんな中、今(2019年6月)の時点で東南アジア内で大絶賛炎上中なのは、ベトナムの首都ハノイで起業した若い日本人のツイートであろう。ベトナム人の目に留まってしまい、ベトナム最大のサイトでもニュースになって話題になっている。(参照:kenh14.vn)

 発端は、今月11日にその日本人がアメリカ発のカフェにスマートフォン・アプリで受発注するデリバリーサービスのベトナム人従事者が店内にいたことに対し、「小汚い格好で店内におり、その店のサードプレイスの世界観が崩れる」といったことを呟いたことだ。(参照:Web魚拓)

本当に「炎上」したのか? 現地の人に聞いてみた

 ただ、タイ在住の筆者はこの「炎上」に関してやや慎重にならざるを得ない。というのは、日本のサイトでタイで「人気」あるいは「炎上」といったニュースが見られても、実際にはそうでもないということがよくあるからだ。そこで、筆者はベトナムに住む、かつて取材などで知り合った人々に一斉にメールを送ってみた。まず最初に返ってきたのは、ベトナム南部に住む人物だった。

「いや、ベトナム人はツイッターをあまりしないから、そんなに騒ぎになっていないのでは?」

 やはり温度差があるのだろうか。ベトナム人もさすがに同じ日本人である筆者には直接は言いづらいのか、返信がない。ところが、ハノイ在住日本人たちから返ってきた内容はまったく違うもので、むしろネットで「炎上中」どころの話ではなかった。

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最終更新:6/18(火) 8:33
HARBOR BUSINESS Online

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