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フランクフルトの魔法は解けるのか。ヨビッチ移籍で攻撃ユニット解体。

6/18(火) 11:46配信

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 いつの時代も優れたキャッチフレーズや愛称には我々を魅了してやまない甘美な響きがある。

【秘蔵写真】フランクフルトの皇帝・長谷部のロン毛時代。

 ヨハン・クライフの「フライングダッチマン」(空飛ぶオランダ人)やフランツ・ベッケンバウアーの「カイザー」(皇帝)など個の形容から、マンチェスター・ユナイテッドの「赤い悪魔」やスペイン代表の「無敵艦隊」といったチームを表すもの、さらにはユニットやプレースタイルを例えたフレーズも少なくない。

 近年ではネイマール所属時のバルセロナが誇ったアタッキングトリオ「MSN」が最も認知度が高かっただろうか。

 2018-19シーズンのブンデスリーガでは「マギシェ・ドライエック」(マジック・トライアングル)が脚光を浴びた。地元メディアからは「ビュッフェルヘルデ」(野牛の群れ)と呼ばれたその3人とは、フランクフルトのセバスチャン・アレ、アンテ・レビッチ、ルカ・ヨビッチだ。

 ゴールに向かって猪突猛進するスタイルで、次々と決定的な仕事をやってのけた攻撃トリオはヨーロッパリーグでも輝き、それぞれの名前を欧州中に轟かせた。

 リベロの長谷部誠から供給されるフィードに確度の高いポストワークで応えたアレは、24歳のフランス人ストライカー。オランダのユトレヒトで頭角を現し、2年目のブンデスリーガで15ゴールと爆発した。

 若き日にヴォルフスブルクで活躍したエディン・ジェコを想起させるスケール感があり、点取り屋らしい得点嗅覚やPKキッカーを務める勝負度胸に加え、周囲を活かす利他的な精神、それを具現化する質の高いラストパスという武器も持つ。

真のフィニッシャー、ヨビッチ。

 アレと2トップを組んだヨビッチは、いかなる時も得点の匂いを漂わせる真のフィニッシャーだ。ゴール前での絶妙な位置取り、相手を出し抜く鋭い動き出し、そして左右両足から繰り出す威力も精度も抜群のシュートを武器に、公式戦48試合で27ゴールと大ブレイクした。

 母国で「セルビアのファルカオ」と称されるFWについて、昨季の同僚だったケビン・プリンス・ボアテンクは『Sport Bild』や『DAZN』で次のように絶賛している。

 「あいつはあらゆるトップクラブの助けになれる。スピードがあって、ヘディングも良い。素晴らしいテクニックもある。ゴール嗅覚も鋭いストリートフットボーラーだ。フォワードに必要なすべてを持っているよ」

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最終更新:6/18(火) 12:05
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