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auの新料金 選択肢多く、SNSユーザーにメリット

6/19(水) 10:12配信

NIKKEI STYLE

2019年6月1日より、KDDIはauブランドの携帯電話事業で新しい料金プランの提供を開始した。改めてこれらの料金プランの特徴を説明するとともに、NTTドコモの新料金プランとの違いや、どういった人がプラン変更すべきかなどについて確認していきたい。

■ライト・ミドル・ヘビーユーザーに向けた3つのプラン

auが新たに用意したのは「新auピタットプラン」「auフラットプラン7プラス」「auデータMAXプラン」の3つ。auデータMAXプランは2019年夏の提供開始予定で、それ以外のプランは2019年6月1日から提供されている。

これらの料金プランはNTTドコモの新料金プランの「ギガホ」「ギガライト」などと同様、通信料金と端末代金を明確に分けた「分離プラン」で、なおかつ基本料金やデータ通信などの料金をセットにし、選びやすい仕組みが採られている。だがKDDIは大手3社の中で2017年の「auピタットプラン」「auフラットプラン」でいち早く分離プランを導入しており、今回も分離プランの仕組み自体は従来と大きく変わらない。


では従来のプランから、どのような点が変わっているのかを見ていこう。まず新auピタットプランについてだが、これは従来提供されていた「auピタットプラン」と同様、月当たりのデータ通信量に応じて料金が変化する、段階制のプランとなる。どちらも2年契約を適用した場合、月額2980円(税別、以下同)から利用できることに変わりはないが、大きく変わったのは段階制の「階段」である。

auピタットプランはデータ通信料金が1GB以下、2GB以下、3GB以下、5GB以下、20GB以下の5段階で設定されていたが、新auピタットプランは1GB以下、4GB以下、7GB以下の3段階に変わった。7GBを超えた場合は通信速度が128kbpsに低下する。階段の数を減らし上限を7GBにしたことで、あまり通信量の多くないユーザー向けのプランであることを明確にしたといえる。



次にauフラットプラン7プラスだが、こちらは月当たり7GBまでデータ通信が利用できる料金プランで、2年契約適用時で月額5480円。だが「プラス」という名前が付いている通り、新しい機能が付いている。


一つは、特定のSNS(交流サイト)を利用したときはデータ通信量を消費しないこと。この仕組みは2019年秋以降に提供される予定だが、Twitter、Facebook、Instagram、そして「+メッセージ(プラスメッセージ)」を利用しているときは、基本的にデータ通信量を消費しない。対象のSNSを日常的に利用している人は、実質的に7GB以上のデータ通信量が使えることになる。なお、+メッセージはショートメッセージを拡張したもので、電話番号で相手を指定してテキストだけでなく写真や動画も送れるサービスだ。



そしてもう一つは、7GBを超過したときの通信速度が300kbpsと、従来の128kbpsより速いこと。通信量超過時の通信速度が1Mbpsの、NTTドコモの「ギガホ」と比べると3分の1以下だが、SNSやメッセンジャーアプリなどでテキストをやり取りするくらいなら、それほどストレスを感じずに利用できる通信速度は確保できる。SNSなどで日常的にデータ通信は利用するものの、動画を視聴するなどヘビーに利用するわけではない、データ通信の中間層向けプランといえるだろう。

そしてauデータMAXプランは、データ通信量が無制限と、ヘビーユーザー向けのプランだ。料金は2年契約適用時で月額8980円と高くなるが、動画などをたくさん視聴してもそれ以上料金がかからないというのが大きなメリットとなる。


ただしいくつか制約もある。まずテザリングやデータシェア、国際ローミング利用時の通信量上限は20GBまでで、それを超えた場合は通信速度が128kbpsに落ちる。そしてもう一つは、短い時間の間に極めて大容量のデータ通信をした場合、速度制限がかかる場合があるということだ。

その具体的な条件は開示されていないが、他のau料金プランの場合、3日間で6GBを超えたデータ通信をすると速度制限がかかるという条件が付けられている。KDDIの関係者によると、auデータMAXプランの速度制限条件は「それより緩い」とのことなので、基本的には従来以上にデータ通信をするのでなければ問題はないだろう。

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最終更新:6/19(水) 12:15
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