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【必須装備が絶滅危機!?】 なぜ必要? タコメーターの意義と存亡

6/19(水) 9:30配信

ベストカーWeb

 エンジンの回転数を示すタコメーターは、多くの乗用車に付いている当たり前の装備で「付いていないのは商用車や安価なグレード」というイメージがあるほど必須の装備。“タコ”は速度を意味するギリシャ語に由来する。

 しかし、昨今はハイブリッド車やEVといった電動車の普及などもあり、タコメーターのない車が増え、そうしたイメージも薄れつつある。

 また、日常的な運転の範囲では、タコメーターの必要性を意識しづらい車も増えてきた。かつて当たり前だった装備は、このまま消えていくのだろうか。

 現代におけるその必要性や減少した背景にある3つの理由、そして今後の存亡に迫る。

今でもタコメーターに実用上の必要性はある?

 タコメーターは、エンジン回転数の把握に有用で、具体的な機能として「オーバーレブ(エンジンの許容以上の過回転)の防止」があげられる。

 誤ったシフトダウンなどによるオーバーレブは、エンジンの破損に直結し、それに起因する事故にもつながる。

 そのため、オーバーレブを防ぐため、エンジン回転数とレッドゾーンまでの幅をもとに「シフトダウンが可能か」を判断する目的でタコメーターの必要性はある。

 また、「効率の良いエンジン回転で走行するため」にも有用だ。

 多くのトラック(2t以上)でタコメーターに表記される“グリーンゾーン”(効率の良いエンジン回転域を示す)が代表的なのだが、機敏かつ静かに燃費のいいエンジン回転域で走るために、タコメーターは有効な装備でもある。

■実用面以外でもタコメーターは重要な“情報源”

 また、車を嗜好品として見た場合、タコメーターには「エンジン回転数を“情報”として得る」という意味もある。

 例えば「各ギアでの巡航中のエンジン回転数」、パワーバンド(パワーが盛り上がってくる回転域)やトラックのグリーンゾーンのような燃費良く走れるエンジン回転域の把握、「何回転以上は回してもパワーがついてこないからあまり回す意味はない」といった情報を得られる。

 こうした情報は、 重要度は低いとしても、 特に自動車ファンにとっては欲しいものだろう。

 前述した情報に加え、耐久レースなどで燃費を稼ぐための上限回転数などからスポーツ走行時に適切なギアを選ぶためにもタコメーターは重要な情報源だ。

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最終更新:6/19(水) 9:30
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