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隠れハム信者「吉田戦車」専用保存容器を買うも登板率低し

6/19(水) 11:01配信

SmartFLASH

 家でハム、ソーセージを食べる頻度はそれほど高くない。子供はもちろん好きなので、妻が宅配の「生活クラブ」でウインナーをたまに注文する。そんな程度だ。

 子育てをするにあたり、まだ体が未完成なうちは、一般的なハム、ソーセージは、なんとなくあまり常食しないほうがいいんじゃないかなー的な、「ゆるふわ無添加志向」みたいなものがある。

 魚肉ソーセージや、サンドイッチなど総菜パンはたまに食べさせているので、厳密なルールというわけではないのだが。

 私はソーセージに対する思いは普通だが、ハムはけっこう好きで、自宅であまり食べない反動からか、居酒屋などではハム愛が爆発する。

 ハムカツ、ハム入りのポテトサラダやマカロニサラダ、ハムエッグなどなど、ここぞとばかりにハムものを頼みまくってしまうのだった。

 今はなき渋谷の立ち飲み屋「富士屋本店」に「ハムキャベツ」というメニューがあった。きざみキャベツの上にけっこういいハムのスライスが乗り、マヨネーズが添えられている。あれが大好きだった。

 あっ、今気づいたが、それ、家でもある程度再現できるな。

 もちろんハムを買うこともあり、定番は信州ハムのグリーンマーク「発色剤・着色料・保存料・リン酸塩不使用」ハムである。世の中のゆるふわ無添加志向のお仲間が買い支えている商品だ。

 で、それを一度で使いきることはあまりなく、当然残りはしまうことになる。ビニールのパッケージの開いたところをクリップでとめて、再密封をほどこすのだが、時間がたてば、はじっこは乾燥しがちになる。それがいやだった。

 そんなある日、ネットショップを見て回っている時、偶然目に入ったのが「ハムフレッシュキーパー」である。2018年秋の時点で237円。合計2000円以上お買い上げで送料無料。

 30分ほど考えたのちに、以前ここで取り上げた「万力」1880円と合わせ買いした。ちなみにその万力は、あいかわらずまだ一度も使っていない。

 ではハム保存容器は使っているのかというと、ハム、スライスチーズ、シソの葉などたまに入れてみているが、トータルでまだ10回使っていない感じ。妻は何も言わないが、「なに買ってんだ」という無言のオーラは感じる。

 この一文を書いているのも、台所の保存容器コーナーをガサガサあさっていて、「あ……」 と、久しぶりに存在に気づいたからなのだった。すみません。

 さて、たまにはハムを買ってきてこれに入れてみよう。この流れで作るのは当然「ハムキャベツ」であるが、ハムキャベツとなると一人一枚というわけにはいかず、すべて使いきってしまうな……。

 ということで、ハム保存容器の出番はまた遠のいた。見えるところに置いておいて、ハム率を高める工夫が必要かもしれない。


よしだせんしゃ
マンガ家 1963年生まれ 岩手県出身 「ビッグコミックオリジナル」で『出かけ親』、「ビッグコミックスピリッツ」にて『忍風! 肉とめし』を連載中。妻はマンガ家・伊藤理佐さん。近刊に本連載の単行本『ごめん買っちゃった』(光文社)。そして、最新刊『出かけ親 1』(小学館)が好評発売中!

(週刊FLASH 2019年6月4日号)

最終更新:6/19(水) 13:05
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