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【プロが選ぶコスパアイテム】3990円のレースのスカートに値段以上の価値はある?

6/19(水) 14:30配信

webマガジン mi-mollet

スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。

アース ミュージック&エコロジーのスカート。価値と価格のバランス学

「このシャツは安い!」「コスパが良い!」とよく聞きますが、たいていの場合、値札に表示された値段、という物差しだけで測っている気がします。例えば3900円のワンピースは安いけれど、¥5900のTシャツは高い、と言う風に。プライスタグに記された数字は、そのものの低い高いはあるけれど、それがそのまま価値が低い高いには直結しないことが多いです。

わかりづらいですか??

例えば¥3900のスカートという事実=価格があったとして。そのものが安いか高いかは、カットソーに潜む価値が、うんと価格を超えているかにかかっています。店に入って、もしくはオンラインストアに載っている写真を見て。先に第一印象、ファーストタッチで、値段を予想。その次に実際の値段を確認するようにすると、考えていたより、3割高かった(残念、価値が価格を下回ったね、買うのはやめましょう)、3割安かった(すごい! 価値が価格をうんと上回っているから即決でしょう)が起こります。

この良きにつけ、悪しきにつけ、「予想を裏切られること」が大事です。

そう、このサフラン色のスカートのように。近所にはありながら、1度も入ったことがなかった「アースミュージック&エコロジー」。マヤの文房具を買いに行った駅ビルを歩いていたら、目の端に映った1枚。「あれ?可愛い」と思い、近寄り(笑)、まず、丹念に素材をチェック。ドライなリネンタッチの素材に、1つ1つのシェイプが大きいレースが圧着され。スカートの裾は、きちんとスカラップ(レースの先端)がくるように計算されています。CMで見ていた「ほっこりしたブランド」のイメージだったのに、なんか、大人でラグジュアリー♡ とは言っても、場所柄、そこまでハイプライスではないかな、と、¥12800を予想。そうしたら、なんと¥3990!WOW! 買いました(笑)。1つ「これがこうだったらな」というポイントがありましたが。「インナースカート、いわゆる裏地が少し長すぎた」。脚に形が透けて露になるのは避けたいけれど、レースの隙間から、素肌がそこはかとなく見えたら良いなあ、繊細だなあ。と思って。なので、インナースカートだけ15cmほどカット。お直しに出して¥2000。ということは、トータルで¥6000。

それでも予想よりも半額。お直しやクリーニングなどのケアも含め、そのものの値段にのせて、それでも「価格が価値を上回っていること」それは、私がお金を払い、そのものを手に入れる時のルールです。

撮影/草間智博(TENT/静物)

大草 直子

最終更新:6/28(金) 12:33
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