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売りシグナルを見極める!上昇相場「天井」の合図・4パターン

6/19(水) 7:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

※本連載では、マネー誌への執筆を中心に活躍するライター・安恒理氏の著書、『マンガでわかる最強の株入門』(新星出版社)から一部を抜粋し、株式投資におけるテクニカル分析の基礎となる「チャート」の読み方をレクチャーしていきます。

<用語解説>

※買い方…ある銘柄の取引( 主に信用取引)で買い注文を入れた投資家のこと。

※売り方…ある銘柄の取引(主に信用取引)で売り注文を入れた投資家のこと。

※スイングトレード…数日から数週間ホールドをする取引のこと。

過熱した相場の終えんを示す「連続太陽線」

相場の上昇局面では連続して陽線が現れます。しかし「木は天まで届かず」という相場格言があるように無制限に上昇し続けるものではありません。

いつかは調整局面、下落局面を迎えますが、そのクライマックスには大陽線が立て続けに現れることがあります。これを「連続大陽線」といい、最後にかぶせ線や十字線が現れれば相場転換となり下落へと転じます。これは過熱した相場の終えんを示す合図です。大陽線が続くと、「相場は力強い」と勘違いし、あわてて買ってしまう投資家も増えますが、思わぬ高値つかみとなりかねません。

株価上昇のスピードが速ければ、下落も速くなりがちです。早めに売り抜けましょう。

下落局面の終局に現れる三手大陰線と似たパターンに「三羽ガラス」があります。三手大陰線と大きく異なるのは、上昇相場が続いたあとに現れることです。

陰線の次に、前のローソク足のなかに寄り付いたあと、さらに前の終値より安く引けた形を特に「つたい線」といいますが、これが3本続いた形が三羽ガラスです。売り方の勢いが買い方の勢いを完全に上回った合図です。

「売りの勢い」が勝り始めたときに現れるローソク線

株価が上昇を続け、その勢い余って上放れたものの、引けにかけて値を戻し、寄り付きと同じに引け(十字線)、さらに次のローソク足が下放れて陰線が現れた形を「上放れ十字線」または「捨て子線」といいます。買いの勢いが衰え、売りの勢いが勝り始めたときに現れやすいローソク足です。

また、上昇相場が続き、大陽線が出現し、次に前の高値より下位に寄り付き、わずかに上昇は遂げたものの、高値を更新することなく引けた形を「行きづまり線」といいます。このローソク足も買い方の勢いが衰えたことを表す売りシグナルです。

2本のローソク足を組み合わせると長い上ヒゲが現れ、売りシグナルとなる形があります。

その1つである「かぶせ線」は長らく上昇を続けた株価が陽線を出したあと、次も勢いよく高値で寄り付いたものの、その勢いが続かず前の陽線の柱の中に収まった形です。

同じように「つつみ線」も1本にまとめると上ヒゲが長いローソク足になります。ここで紹介するつつみ線は、買いシグナル(関連記事『 株価予測の基本!底値圏で現れる「大底」の合図・4パターン 』参照)で紹介したケースとは逆のパターンで、陽線の次にその陽線全体をすっぽり包み込んでしまう大陰線が現れるケースです。

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最終更新:6/19(水) 7:00
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