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セ・リーグで登板数の上位を独占。優良すぎる外国人中継ぎ投手たち

6/19(水) 6:40配信

週プレNEWS

ハフ、マクガフ、エスコバー、ジョンソン、フランスア、レグナルト......ズラッと並ぶカタカナの名前は、プロ野球セ・リーグの登板数ランキング上位6人(6月10日現在)である。

対するパ・リーグは、同上位24人までで外国人投手はふたりだけ。なぜこのような珍現象が起きているのか? セ・パ両リーグで中継ぎ投手として活躍した経験を持つ正津英志氏(中日スカウト)は、こう証言する。

「私は中日と西武でプレーしましたが、パ・リーグは比較的ラクなんです。セ・リーグは投手が打順に入るので、打順の巡りが予測しづらい。『ピッチャーに代打が出たら、次の回から行くぞ』と言われて準備していても、結局ピッチャーに打順が回らなくて出番が来ない......というケースもよくありました。パ・リーグはDH制なので、そういうことはありませんから」

自分の出番が予測しづらく、気持ちのオン・オフを頻繁に切り替えなければならないセ・リーグでは、中継ぎ投手の負担が大きい。それゆえ人材が枯渇し、タフな外国人投手の力に頼らざるをえない。外国人中継ぎの登板過多現象の背景には、そんな要因があるのではないだろうか。

リーグ3連覇中の広島は、かつて「リリーフ左腕不足」が弱点と指摘されていた。だが、昨季はヘロニモ・フランスアが1軍戦力となり、今季は新加入のカイル・レグナルトが27試合の登板で防御率0.30の大活躍。9年目の中村恭平も開花の兆しを見せていることから、一転して"左腕王国"を築きつつある。

レグナルトは身長188cm、体重103kgの厚みのある体から、150キロ前後の剛速球を投じる剛腕。縦に鋭く曲がり落ちるカーブは「ハンマーカーブ」と呼ばれ、三振を奪えるキレがある。ドミニカ共和国のカープアカデミーから成り上がってきたフランスアと共に、リーグ4連覇に向けてカギを握る存在になりそうだ。

さらに、昨季は最下位に沈みながら、今季は矢野燿大(やの・あきひろ)新監督の下で上位争いを繰り広げる阪神。その躍進を支えているのが、新入団右腕のピアース・ジョンソンである。28試合の登板で19ホールド、防御率0.64の圧倒的な成績を挙げている。

かつてはカブスからドラフト1巡目指名を受けたエリートも、MLBでは通用せず。働き場を日本に求めて阪神に加入すると、開幕から16試合連続無失点と大活躍。守護神のラファエル・ドリスにつなぐセットアッパーの大役を担った。130キロ台で鋭く曲がり落ちる「パワーカーブ」を駆使し、配球のほとんどはストレートとカーブが占める。

夫婦そろって親日家で、わさびにも順応。愛用のグラブにはカタカナで「ピー ジェー」と刺繍(ししゅう)されている。6月7日にリフレッシュの意味合いで1軍登録を抹消されたが、阪神が優勝を狙うには不可欠の戦力になるだろう。

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最終更新:6/19(水) 6:40
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