ここから本文です

セ・リーグで登板数の上位を独占。優良すぎる外国人中継ぎ投手たち

6/19(水) 6:40配信

週プレNEWS

現時点で下位のチームにも、頼もしい助っ人が多い。まずは、今季リーグワーストタイ記録となる16連敗を喫したヤクルト。先発投手陣が軒並み不安定ななか、登板数が増えているのがデーブ・ハフ、スコット・マクガフの中継ぎ外国人コンビだ。

来日2年目のハフは日韓を股にかけて球団を渡り歩いた苦労人左腕。カットボールで右打者のインコースを攻められるため、打者の左右に関係なく抑えられる。昨季序盤は先発を務めていたが、登板予定日に雨が続き、球団から「Rain man」とプリントされたTシャツが緊急発売されたことも。今季はここまでリーグトップの31試合に登板している。

一方のマクガフは、最速157キロを計測する力強いストレートが魅力の剛腕。ハフに次ぐ29試合登板という酷使がたたってか、防御率3.97と成績が下降気味なのは気になるところだ。日本の高温多湿の夏場を乗り切れるか、ここからが正念場になる。

中日は自身がリリーフ投手だった与田剛新監督が就任。基本的にリリーフに4連投はさせない方針を掲げている。とはいえ、セットアッパーを務める来日2年目のジョエリー・ロドリゲスは、すでに27試合に登板。サイドに近い角度から強烈な腕の振りで、昨季はNPB左腕最速(当時)の159キロを計測した。

さらに外国人野手が不調という背景もあり、身長193cm右腕のライデル・マルティネスも登録。アーム式のダイナミックな腕の振りで真上からボールを叩き落とし、独特の存在感を放っている。

DeNAには来日4年目のエドウィン・エスコバーと来日3年目のスペンサー・パットンの"左右両輪"が、これまでチームを支えていた。ところが、今季は共に不安定な投球に終始。球団は急遽、身長196cm、体重114kgの巨漢左腕であるサミー・ソリスを補強した。アンガス牛を彷彿(ほうふつ)とさせる外見とプレースタイルから、愛称は「ビッグ・アンガス」だという。

最後に、球団ワーストタイとなる4年連続V逸中の巨人について。クリストファー・メルセデス、テイラー・ヤングマンと先発投手に外国人枠を割いていることもあって、他球団のように外国人中継ぎ投手は目立っていなかった。

だが、頼れる男が帰ってきた。来日8年目のスコット・マシソンが、故障、病気のリハビリから復帰したのだ。過去7年間で393試合登板、166ホールド、53セーブの実績があるマシソンも、昨季8月に左膝を手術。さらに感染症に冒され闘病生活を強いられた。そこから交流戦開幕の6月4日に1軍に復帰し、早くも大事な場面で起用されている。

新旧の役者がそろった感がある外国人中継ぎ投手たち。彼らの奮闘が、リーグの優勝争いを左右するかもしれない。


取材・文/菊地高弘

2/2ページ

最終更新:6/19(水) 6:40
週プレNEWS

記事提供社からのご案内(外部サイト)

週プレNEWS

集英社

No.35
8月19日(月)発売

定価400円(税込)

プロ野球「真夏の怪談」/「大人の引きこも
り」ゼロを目指すスゴイ自治体/6億円当て
た男の「大逆転人生論」【グラビア】えなこ
&似鳥沙也加/平祐奈/脇田穂乃香 他

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事