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平田直/東京大学地震研究所教授「安全な地域は日本のどこを探してもない」 政府が作成した「地震予測地図」の衝撃【全文公開】――文藝春秋特選記事

6/19(水) 15:50配信 有料

文春オンライン

今後30年での発生確率は70%以上。備えが必要だ

1995年の阪神・淡路大震災

 平成は災害の時代だった――。30年余りの平成時代を振り返るにあたり、最近このような表現をよく耳にします。確かに地震だけを考えても1995年、M(マグニチュード)7・3の兵庫県南部地震によって引き起こされた阪神淡路大震災と、2011年の東北地方太平洋沖地震(M9.0)による東日本大震災という2つの「震災」が、日本に戦後最大規模の被害をもたらしました。

 ただ、地震そのものと、それによってもたらされる災害、いわゆる「震災」を分けて考えると、平成の30年間に日本とその周辺に起きた大規模地震の数は、昭和や明治・大正期に比べて、特に増えたわけでも減ったわけでもありません。自然現象としての地震は、常に日本のどこかでほぼ一定の頻度で起きています。

 世界で発生する地震の10分の1が集中する日本では、時代を問わず、場所を問わず、大規模地震に見舞われるリスクを抱えています。残念ながら、令和の御代になってもこのリスクが減じることはありません。 本文:7,625文字 写真:5枚

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平田 直/文藝春秋 2019年6月号

最終更新:6/19(水) 15:50
記事提供期間:2019/6/19(水)~2020/2/14(金)
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