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自由に定年を決められるとしたら何歳まで働きたい?

6/20(木) 6:50配信

@DIME

先日、経済団体や日本を代表する企業の社長が相次いで「終身雇用制度を維持することの難しさ」について言及し、話題を呼んだ。平成から令和へ。時代が移り変わった今、既存の価値観が崩壊しようとしているのかも知れない。

このように今までの日本の雇用慣行が崩れ去ろうとしていることに対して、世間の人たちはどのような思いを抱いているのだろうか?

そこで今回、総合旅行プラットフォーム「エアトリ」による、20代~70代の男女825名を対象にした「終身雇用」に関するアンケート調査が行われた。※グラフありの元記事は下記同タイトルをクリックすることで見ることができます

「終身雇用」がなくなること、約半数が不安ありと回答
「終身雇用」がなくなることについて、「とても不安」と回答したのは23.6%、「やや不安」の27.0%と合わせると半数以上が不安を抱いていることが分かった。一方、「不安ではない」も29.8%おり、意見は大きく分かれる結果となった。



また、定年後にやりたいことが「ある」と回答した人と「ない」と回答した人で分けて集計が行われたところ、定年後にやりたいことが「ある」人の中で終身雇用がなくなることを「とても不安」「やや不安」と回答したのは46.4%だったのに対し、やりたいことが「ない」人は57.5%と10 ポイント以上の差が出た。定年後の生活を想定できている人ほど終身雇用に対する執着がないようだ。





「終身雇用」についてどう思う?
「終身雇用」という制度についてどう思うかという質問が投げかけられたところ、どの年代においても「賛成」が「反対」を上回った。

「賛成」が最も多かったのが50代となり、そこから年齢が下がるにつれ、「賛成」の割合も減っている。やはり定年が近づくとともに、終身雇用をしてほしいと願う人が増加しているようだ。



「賛成」と回答した人の意見としては、「終身雇用によって愛社精神が生まれ、一生懸命働けた」「心も金銭面も安定する」といったものが多く見られた。一方、「反対」意見としては 「若者の昇進 ・昇給が阻害される」「能力のない人が権利にしがみつく」といったものが目立つ。

「賛成」の理由
・雇用が確定しているということは、会社に対する忠誠心が旺盛で働く意欲が継続して会社に対する貢献度が持続していく。生活が常に安定しているので勤労意欲が衰えない。(70代・男性)
・現在、50代半ばなので、終身雇用以外のことを改めて考える気になれない。(50代・男性)
・長期的に収入の見込みがあってこそ人生設計が立てられるから。 それがおぼつかなければ家族計画も住居計画も立てられない。(60代・男性)
・まずは信頼、安心を持った関係でありたい。そこから個人が道を選ぶ選択もあればいい。(40代・女性)

「反対」の理由
・年齢序列になり若い方の活躍が妨げられる。(70代・女性)
・そもそも会社組織は自分達の給料を創出するのが仕事。終身雇用を悪用している扶養家族的な社員が権利ばかり主張するのは本来の姿ではない。(50代・男性)



自由に定年を決められるなら……「65歳以上70歳未満」という回答が最多に
「自由に定年を決めて良いとしたら何歳まで働きたいか」という問いに対して、最も多かったのは 「65歳以上70歳未満」の26.1%、続いて 「60歳以上65歳未満」(24.7%)となった。「60歳未満」と回答した人も16.2%いる一方で、「70歳以上」も33.0%おり、意見が大きく分かれる結果となった。



「70歳以上」と回答した人の理由
・体力的に問題がなければ、仕事量は若いときより落ちたとしても働くべき。責任や緊張感がなくなると人は衰えるから。(40代・男性・「75歳以上80歳未満」)
・年金だけの生活では不安が有り、生活のために働く必要が有れば、仕方なく働く。(60代 ・女性 ・「70歳以上75歳未満」)
・一生仕事だけでは人生はつまらない、残りの人生を満喫できる内に退職。今は長寿の時代だから75歳くらいなら良いかも。(60 代・男性・「70歳以上75歳未満」)
・自分で働けると思えるまで働くので、法律で決めないで欲しい。(40代・女性・「80歳以上」)

「65歳未満」と回答した人の理由
・旅行とか趣味など第二の人生を楽しみたい。(60代・男性・「60歳以上65歳未満」)
・元気なうちに一旦退職し、 その後給料が下がっても良いのでゆっくりと余裕をもって働きたい。 (50代・女性・「60歳以上65歳未満」)
・そんなに働きたくない。欧米のように50 でリタイアできる環境を目指すべき。(30代・男性・「60歳未満」)



定年後にやりたいこと1位は「旅行」!
1位は「旅行」(90.3%)、続いて「運動」(30.9%)、「食べ歩き」(30.5%)、「ボランティア」(25.7%)といずれも体力が必要な趣味が続いた。やはり、多くの人は体力があるうちに退職をしたいと考えているようだ。



65歳以上の人が同じ会社で働きたいか?
「65歳以上の人が同じ会社で働くことに対してどう思うか」という質問に対して「一緒に働きたい」と回答したのが、60代以降は43.8%だったのに対し、50 代では40.9%、40代では39.1%、20・30 代では32.4%まで減少していた。20・30 代では「絶対一緒に働きたくない」と回答した人も7.0%おり、定年の引き上げを実施する前に若者の理解を深める必要がありそうだ。



「一緒に働きたい」理由
・先人の教えは大変意味があると思います。(40代・男性)
・話が合いやすい世代の人がいればありがたい。(60代・男性)
・色んな年代、考えや経験の違う方と仕事をしてこそのパートナーシップが自分を育てて会社を良くしていくと思う。(30代・男性)

「絶対一緒に働きたくない」理由
・どうしても身体に支障が出てくる。それを素直に認めなかったり、ミスを若手のせいにされて尻拭いに奔走する方が必要となってくる。結局、人手が足りなくなる。(40代・女性)
・加齢による能力低下を我慢しなくてはならない状況にストレスを感じるので(40代・女性)

■調査概要
調査タイトル:「終身雇用」に関するアンケート調査
調査対象 :20 代~70 代の男女825 名
調査期間 :2019 年5 月21 日~5 月24 日
調査方法 :インターネット調査
調査主体 :株式会社エアトリ

出典元:株式会社エアトリ

構成/こじへい

@DIME

最終更新:6/20(木) 6:50
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