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「きのう何食べた?」展の、二人の部屋に招かれた感がスゴイ!

6/20(木) 7:09配信

FRIDAY

会場内のいちばんの見どころはやっぱり、シロさんとケンジが暮らす家のリビングだ。シロさんがケンジのために愛情たっぷりの料理を作り、ふたりで幸せを噛み締めるように食べ、ときには喧嘩もする。同作にとってまさに“愛の巣”的空間と呼べるリビングは、ソファ、テーブル、電子レンジ、調味料、カウンターの上に置かれ小物入れや電話など、ドラマで使われたセットを丸ごと持ち込んだという。テーブルには、シロさん特製のいちごジャムをのせたトースト(ケンジの大好物!)とふたりが愛用するマグカップが並ぶ。ぜひゆっくりと立ち止まって隅々まで凝視して欲しい。「あんなものまで!」小さな発見にひとりニンマリするだろう。

リビングコーナーをひとしきり堪能したあとは、お待ちかねの「中村屋」(シロさん行きつけの激安スーパー)に見立てたグッズコーナーへ! Twitterでトレンド入りを果たしたジルベール(磯村勇斗)が着用していた針ネズミTシャツ、比内地鶏の水炊きや栗きんとんトースト、ラザニアなどシロさんの手料理を刺繍にした特製バッジ、中村屋のロゴ入りエコバッグなど、ファンのツボをつきながら、主催者側の作品への愛をも感じられるラインナップだ。

「せっかく買っていただくならと、エコバッグやTシャツ、ボールペンをはじめ日常使いしやすいものが揃っています。実は『中村屋』は東京・新小岩にある実在するスーパー。名前はもちろんロゴもそのままお借りしています。創業70年の老舗スーパーなので、ロゴのデザインデータは残っておらず、デザイナーにゼロから起こしてもらい作り直しました」

「もともと原作を全巻揃えているくらいに大ファンで、何かご一緒できたらいいなとずっと思ってたので、実写化されるというニュースを聞いたときは、『ぜひうちで展覧会を!』とすぐにテレビ東京さんへお声がけさせていただきました。

いち原作ファンとして、ドラマを拝見したときは、キャストやストーリーの再現率の高さはもちろんのこと、脚本の安達奈緒子さんや監督の中江和仁さん、プロデューサー、キャストのみなさんはじめ制作スタッフたちの原作へのリスペクトをものすごく感じて、圧倒されました。この展示会では、舞台セットの再現や原画や写真を通じて名シーンを振り返りながら、原作とドラマの世界観が交差する不思議な空間を、ぜひ体感していただきたいです」

家族、友だち、パートナー。当たり前のようにそばにいる人たちを大切にしよう。何気ない日常こそに愛があることを教えてくれた『きのう何食べた?』。そんなあたたかく優しい気持ちを心にとどめておくためにも、この展覧会にはぜひ足を運びたい。

取材・文:大森奈奈 撮影:田中祐介

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最終更新:6/20(木) 12:30
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