ここから本文です

犬の「訴えかける目」は人との長い付き合いの中で進化した、研究

6/20(木) 7:11配信

ナショナル ジオグラフィック日本版

交流による進化

 米デューク大学の進化人類学者、ブライアン・ヘア氏は、イヌとオオカミは解剖学的には非常によく似るものの、目の筋肉だけは違うと話す。

「今回の研究は、こうした形態の変化が、イヌと人間が2万年にわたって交流を持つ中で進んだことを示しています」

「もちろん、人間のほうがイヌを意識的に変えていったということではありません。イヌたちが結果として、人と関わるときの強みを手に入れたと考えるべきでしょう」

 カミンスキー氏は今後、古代種や野犬など、もっと多くのイヌを調査し、眉の筋肉が具体的にどんな風に変化したかを調べる予定だという。

 また、子犬のような目に対する人間の反応や、なぜ我々人間があの目に弱いのかについても、引き続き研究したいと話している。

文=CARRIE ARNOLD/訳=北村京子

2/2ページ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

ナショナル ジオグラフィック日本版の前後の記事

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事