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足がつりやすいのは“巡りの悪い人”?「足がつる」原因を東洋医学からみると…

6/20(木) 12:12配信

OurAge

「東洋医学では『気』(=エネルギー)、『血』(=血液)、『水』(=体液)の3つが作用し合って体内を循環し、健康を保つと考えられています。不調の原因は全身の問題としてとらえます。ふくらはぎがつると、その部分だけにとらわれてしまいがちですが、実際には3つのバランスが乱れて、巡らない体になっていることが根本的な原因です」と漢方薬剤師の樫出恒代さん。

足がつりやすい人は、東洋医学の見地からすると、血の巡りが悪い“血虚”に傾いている可能性があるという。下のチェックに多く当てはまる人は要注意。
□ 肌がカサカサしている
□ 肌にツヤがない
□ 顔色が悪いと言われることがある
□ 目が疲れやすい
□ 髪にツヤがなく、枝毛になりやすい
□ 体が冷えやすい

実際、自分は暑がり、と思っていても、内臓や太ももが冷えているケースが少なくないそうだ。足のつりは筋肉が硬直して起こるので、筋肉を緩めることがポイントだ。
「足だけでなく、太ももや腰、お腹を温めると血流がよくなります。また、私たちのおへその下には“丹田”という気を貯蔵する場所があります。丹田を意識した呼吸で、巡りのよい体づくりをしましょう」

●気を張っているときは、筋肉の冷えや緊張を招きやすい
仕事で気を張っている人は、気づかないうちに筋肉が張ってしまいがち。筋肉が硬くなると冷えや緊張を招き、足がつりやすくなる。
「足のつりは、ふくらはぎだけの問題ではありません。心と体はつながっています。足湯やマッサージで筋肉を緩めてあげると、心の緊張がほぐれ、血の巡りがよくなります」

●上半身が暑がりでも、下半身は冷えていることも
更年期の代表的な症状“ホットフラッシュ”は、体がほてるのが特徴。しかし、実は暑いと感じているのは上半身だけで、内臓や下半身は冷えているケースが多い。
「“ほてり”と“冷え”が同時に引き起こされてしまうのは、巡りの悪い体になっているため。自分は暑がりと思っている人も、下半身を冷やさないように心がけることが、足のつりの改善につながります」

●体の中の酸素が不足していると、血行が悪くなる
眠りの質が悪く、足が冷えてつりやすい人は、気の巡りも、血の巡りも悪くなっている状態。
「私たちの体内を流れる血液は、体の隅々まで酸素を運んでいますが、血流が悪いときは体内の酸素が不足していると考えられます。全身に酸素が巡る体をつくるためにも、就寝前には呼吸法でリラックスを」

イラスト/かくたりかこ 取材・原文/大石久恵

最終更新:6/20(木) 12:12
OurAge

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